青天の霹靂!長女ちゃんの入院 昨年6月、まだ生後数か月だった長女ちゃんは入院しました。それから1歳になるまでに3回入院しています。(2回目は1回目の入院から退院後に治りきってなさそうとのことで、出戻り入院のような感じでしたが…。) […]
付き添い入院でかかった費用
1回目&2回目の入院は日数や費用がほとんど同じであったため、まとめました。これらと3回目の入院では、日数もかかった費用も大きく異なりました。
1回目&2回目の入院(5泊6日)
- 長女ちゃんに係る費用:なし
- FuFu(付き添い者)に係る費用:食費、簡易ベッド貸出費用、コインランドリー利用費用、交通費、駐車料金
- 入院外の必要経費:長男くんの保育追加費用
私の居住地域では、有難いことに3歳未満の子供の医療費が無料であるため、長女ちゃんの治療に係る費用は発生しませんでした。(当時、長女ちゃんは0歳児。)
また個室希望ではなかったのですが空きがあるとのことで、病院の善意により追加負担なしで個室を利用させていただきました。
入院患者である長女ちゃんに対して費用は一切かからなかったのにも関わらず、付き添い者である自分にかかる費用が意外に大きくびっくりしました…。
付き添い入院に関する記事にも書きましたが、私と旦那は実家に育児などの協力をお願いするのが困難な環境であるため、自力で入院生活を乗り切る必要がありました。付き添いの交替が不可能であるため、入院生活中の私の食事は、病院に併設されているコンビニで調達していました。
私が入院期間中に購入したのは14食分。1食500円と仮定し、500円×14食=7000円。少なくともこの金額以上の食費が発生しています。
お菓子やコーヒーなども頻繁に購入していたので、食費は9000円近くかかったのではないかと思います。
3回目の入院(8泊9日)
- 長女ちゃんに係る費用:個室料金(差額室料)、病院食代
- FuFu(付き添い者)に係る費用:食費、簡易ベッド貸出費用、コインランドリー利用費用、交通費、駐車料金
- 入院外の必要経費:長男くんの保育園追加費用
看護師さんから「個室を希望して入らないと埋まってしまう可能性がある。」とアナウンスがあり、個室料金が発生することを了承し入院手続きを進めました。個室料金は1日6800円で、6800円×9日=61200円。
0歳児の子供は意思疎通が難しく、しかも体調不良であればぐずったりする回数も多いので、大部屋だと周りへの気疲れでしんどそう…と心配もしていました。(お互い様ですけどね。)
長女ちゃんが1歳過ぎて落ち着いていれば、大部屋でも良かったかな?と思います。入院費を節約できますし。
そして1回目&2回目の入院時、長女ちゃんは離乳食を開始していなかったので病院食は必要ありませんでしたが(ミルクの持ち込みOKだった)、3回目の入院時は離乳食中期であったため、病院食代が発生しました。1食460円で、460円×15食(1日2食)=6900円。
ただ入院手続きの際、看護師さんから「病院食は希望しますか?」と聞かれたのは覚えているのですが、有料であることの案内はなく…知っていたら希望してなかったと思います。いや、お金かかるのは当たり前でしょ!と思われる方がほとんどだと思いますが、医療費が無料だったので、病院食もなんらかの補助があると勘違いしてしまっていました。自分の知識不足よ…。
環境が変わり、食べ慣れない内容の離乳食(味は美味しかったと思う)…案の定、長女ちゃんはほとんど食べませんでした。3割も口にしなかったような。これは予め予想できたことなので、入院中は離乳食を中断しても良かったかなと。
私が病院のコンビニで購入した食事は23食分。1食500円と仮定し、500円×23食=11500円。しかし過去の入院時と同じく、飲み物やお菓子も結構買ってしまったので14000円近くかかっていると思います。
付き添い者の簡易ベッドの貸出費用は1日500円で、500円×9日=4500円。
保険はおりたの?
長女ちゃんはコープ共済に加入しているのですが、3回の入院とも保険がおりました!長女ちゃんの治療には自己負担がなかったので保険がおりるのか心配していましたが(自分の中で保険の契約内容があやふやになっていた)、その場合も保障対象に入ります!
入院1日目から日額6000円の給付金が支給されました。
内訳
- 1回目の入院:かかった費用は概算で13000円。保険は6000円×6日=36000円支給されました。保険が入院費用を上回り、家計は23000円プラス。
- 2回目の入院:入院日数や条件が1回目と同じで、家計は23000円プラス。
- 3回目の入院:かかった費用は概算で89000円。保険は6000円×9日=54000円支給されました。保険で入院費用をカバーすることができず、35000円マイナス。
3回目の入院はマイナス計上になりましたが、1回目&2回目の入院では合計46000円プラス計上であるため、全体で見ると保険のおかげで、家計は11000円プラス計上でした。
しかし、計算には入れていませんが長男くんの保育追加費用がかかっているため、これを考慮すると家計の収支はプラスマイナスゼロか、少し足が出てしまったかな…という感じです。
産後すぐに手続きした自分、グッジョブ。
子供は医療保険に入っておいた方がいい?
おすすめの医療保険はある?
第一子長男くんが生まれる前、子供の医療保険を検討するために保険代理店へ行きました。
都道府県民共済とコープ共済の違いは?
改めて、自宅で2つの保険の補償内容を比較・検討しましたが、「一長一短だなぁ…。」と感じました。
両方の保険ともに、1番お手頃なコースが月掛金1000円のもの。こちらで比較していきます。
支払い内容\コース名 | コープ共済 | 都道府県民共済 |
月掛金 | 1000円 | 1000円 |
病気入院・事故入院 | 日額6000円 (1日目から360日分) |
日額5000円 (1日目から360日分) |
事故通院 | 日額2000円 (1日目から90日分) |
日額2000円 (1日目から90日分) |
がん診断 | — | 50万円 |
手術 | 5万円・10万円・20万円 (組合の定める手術が対象。手術内容により金額が変わる。) |
2万円・5万円・10万円・20万円 (組合の定める手術が対象。手術内容により金額が変わる。) |
先進医療 | — (月額100円で付帯可能) |
1万円~150万円 (組合の基準による) |
長期入院 | 36万円 (270日以上連続した入院) |
— |
事故後遺障害 | 14万円~350万円 (障害の程度に応じて金額が変わる) |
交通事故:12万円~300万円 不慮の事故:8万円~200万円 |
病気死亡・重度障害 | 100万円 | 200万円 |
事故死亡・事故重度障害 | 上記に+50万円 | 交通事故:500万円 不慮の事故:400万円 |
重度障害割増 | — | 1回につき50万円 (年金払い、最高で10回の支払い) |
犯罪被害死亡 | — | 200万円 (ひき逃げ事故など。重度障害を含む。) |
契約者(扶養者)死亡 | 4万円 (重度障害を含む) |
病気:50万円 |
契約者(扶養者)事故死亡・ 契約者(扶養者)事故重度障害 |
100万円 | 交通事故・不慮の事故:500万円 |
第三者への損害賠償 | — (月額140円で付帯可能) |
1事故につき支払限度100万円 (1000円は自己負担) |
*2020年10月11日時点の情報
*保障は必ず受けられるというわけではなく、必要書類を提出し、審査で認められれば共済金を受け取ることができます。
【比較】都道府県民共済
コープ共済と比較して、都道府県民共済の方が全体的に死亡保障が手厚いです。またコープ共済には入っていない重度障害の割増支給があったり、先進医療や第三者への損害賠償が保障されているのが良いですね。
しかし損害賠償は100万円の支給だけでは不安なため、「個人賠償責任保険」を付帯すると、さらに安心かなと思いました。(都道府県民共済の公式サイト内で付帯可能。)
「個人賠償責任保険」は月額140円プラスすれば、3億円(限度)の保障が受けられます。また1世帯の1人が加入すれば、加入者(記名被保険者)、記名被保険者の配偶者、記名被保険者または配偶者の「同居の親族および別居の未婚の子」等が補償の対象となります。
【比較】コープ共済
都道府県民共済と比較して、コープ共済の方が入院保障が手厚いです。入院1日当たりの保障金額が1000円高く、都道府県民共済にはない長期入院の保障が36万円あるのも良いですね。
しかし先進医療と損害賠償が保障されていない点が不安なため、「個人賠償責任保険」と「先進医療特約」の2つを、付帯した方が安心かなと思いました。(2つともコープ共済の公式サイト内で付帯可能。)
「個人賠償責任保険」は前項の都道府県民共済のものと同じく、月額140円プラスすれば3億円(限度)の保障が受けられます。保障対象者の範囲も同様です。
「先進医療特約」は月額100円プラスすれば、健康保険の対象外である先進医療にかかる技術料の保障として、1000万円(1回あたり最高で)までの支給を受けることができます。
FuFuの決断
都道府県民共済とコープ共済、それぞれの大きい特徴は…
- 都道府県民共済は死亡保障が手厚く、先進医療や第三者への損害賠償も保障されている
- コープ共済は入院保障が手厚い
これらを考慮して、どちらを選ぶか検討していきました。
子供は、現時点では被扶養者であり一家の家計を担うことはないので、死亡保障を手厚くする必要はないかなぁと思いました。それよりも、入院は保障が発生する可能性が1番高い事由なので、こちらを優先した方が良いと感じ、コープ共済を選びました!
そして迷わず「個人賠償責任保険」と「先進医療特約」を付帯させました!!
特に「個人賠償責任保険」は食い気味に(笑)。長男くんはアウトドア派で活発、自転車に乗ることが大好き。万一のことが起こった時…自転車事故による第三者への損害賠償が保障されていると、精神的安定を得られます。長男くん1人が加入していれば同居家族も保障されるため、有難いです。
また、単純にコープ生協の宅配サービスを利用しているため、コープが身近な存在であったことも選んだ理由の1つかなと思います(笑)。
まとめ
付き添い入院でかかった費用が予想していたよりも多く、驚きました!長女ちゃんが加入していた保険(コープ共済)に助けられましたが、それがなかったらと思うと恐ろしかったので、記事にすることにしました。
そもそも、家計の大きな負担となる付き添いを強制している現状にも問題がありますよね…。保険の加入は自己責任ですしね。
保険は契約したらすぐに保障が開始されるわけではないため、必要な時に保障を受けられるように、できるだけ早く契約した方が良いでしょう。また保険により加入条件や保障開始日が異なりますので、よく確認して進めましょう。