つわり?2人目妊娠中に副鼻腔炎罹患
2人目の妊娠中期頃、鼻詰まりに悩まされました。
最初は片方だけが詰まり「ちょっと息がしづらいなぁ~。」くらいでしたが、だんだん横になると両方の鼻が詰まるようになり、寝られなくなってしまいました。
家事にプラスして腕白1歳児(長男くん)の育児をしなければいけないため、しんどい時に休むこともできません。
体調が良くないことでイライラして長男くんに優しくできず、辛い妊娠期間だったことを覚えています。
せめて寝られる状態にならなければ生活できない!と思い、まずは長男くんがかかったことのあるA病院を受診。
しかし受付で「受診は可能だが、原則、ここでは妊婦に薬は処方しない。」と言われました。症状の緩和が期待できないと感じたため、他の病院を検索。近所のB病院を受診しました。
先生は「副鼻腔炎(蓄膿症)ですね。妊娠中だとあまり強い薬を出せないし…。」と迷っていました。結果的に、寝られない時にだけ使用するという約束のもと、点鼻薬が処方されました。
私はネットで、副鼻腔炎に悩んでいる妊婦さんが妊娠中でも服用可能な薬を出してもらい、症状が緩和していったというブログを読んだことがあったので、「なんで妊娠中でも飲める薬を調べてくれないのかな?」と疑問に思いました。
妊娠中はなるべく薬を飲みたくなかったけれど、睡眠不足が続いていたので少しでも鼻詰まりを改善したかったのです。
でも新たな病院を探すことにも疲れてしまっていたので、時々夜間に点鼻薬を使用しながら出産日を迎えました。
長男くんの育児も辛くなってきたので、週に何度か一時保育を利用し、助けてもらいました。
出産後、症状が急激に悪化
2人目長女ちゃんを出産して1週間ほど経った時。急にひどい頭痛と顔面痛に襲われました。
顔面痛を経験した人は少ないかもしれません。私の場合は、こめかみと両頬が動くたびに鈍痛を感じました。
県外から来てくれていた実母に子供たちを預けて、急ぎ隣町のC病院を受診しました。人気の耳鼻科のようで、待合室は大混雑。ベテランのおじいちゃん先生が診てくれました。
妊娠中に点鼻薬で症状を誤魔化すように過ごしていたため、副鼻腔炎が悪化していました。レントゲンを撮ると、鼻にびっしりと膿が溜まっている状態。
C病院の治療方針は、地道な病院通い(週1回ほど)で副鼻腔内の洗浄・薬液の注入を行い、漢方(ツムラの『葛根湯加川芎辛夷』と『辛夷清肺湯』)を処方するといったもの。A病院やB病院よりも丁寧に診察してくれましたが、正直、飲み薬が漢方だった点には落胆してしまいました。症状を鑑みると漢方では効果が薄いような気がしていたのと、単純に味が苦手で長期服用が困難だったからです。
産後1ヶ月も経っていなかったのでコンスタンスな病院通いはとても負担でしたが、悪化した症状を治すために根気強く通院しました。
通院を始めてから1ヶ月半ほど経ち、ようやく症状が緩和されました。
当時漢方の効果については懐疑的だったのですが、継続的に飲んでいると効果はあったように感じます。しかし苦手な味の薬を常用することは苦痛だったので、他の薬の処方はできないかC病院の先生に確認したのですが、授乳中であることを理由に避けられました。
漢方を水で飲むと吐き気を感じてしまうので、お湯に溶かして飲んでいましたね。もっと手軽で苦痛を感じることなく、授乳中でも服用できる薬はないかなぁ~とずっと思っていました。
短期間で副鼻腔炎を繰り返す
妊娠中に発症した副鼻腔炎は「つわりの1症状」だと思っていた私。出産したらもう罹ることのないものだと思っていましたが…甘かった!
少なくとも2ヶ月に1回、早ければ1ヶ月に1回は罹患するようになってしまいました。
一度罹患すれば1週間~2週間は不調な日々が続くため、ずっと頭痛や鼻詰まりに悩まされているような状態でした。
従来通りC病院を受診していましたが、あんまり頻繁に繰り返すため治療方針を変えてみたくなった頃、自宅から少し離れたD病院を受診。出会ったきっかけは周辺病院が休診の日に体調を崩してしまい、通える距離で唯一開いていたのがD病院だったのです。そのため、来院初日はとても混んでいましたね。
こちらの先生は授乳中でも飲める薬を調べ、点鼻薬と飲み薬(漢方ではない)を処方してくれました。
先生から「授乳中は強い薬の処方を避けるため、今日出した薬を飲んでも症状が緩和されるまでには時間がかかる。」と説明を受けましたが、漢方以外の安全に服用できる薬を出してもらえたことはとても有難かったです。
C病院のように、いつも混雑しているところに子供2人を連れて対症療法を行うことは「もう無理…。」とも感じていたので。
4カ所目にして、やっと自分の求めていた治療方針の病院に出会うことができました。今もD病院にはかかりつけとしてお世話になっています。
しかし、繰り返す副鼻腔炎を予防できなければ根本的な解決とはなりません。
予防方法を模索する日々(なた豆茶・鼻うがい)
1. なた豆茶を毎日飲んでみる
ネットで「副鼻腔炎予防にはなた豆茶が良かった。」と書いてあるのを見て通販で購入、試してみました。
購入したお茶は飲みやすい香りと味でしたが、副鼻腔炎の予防効果を実感することはできませんでした。毎日常用するとなると費用もかかるので、1ヶ月で断念…。
しかし口コミには「効果を実感するまでには時間がかかったけれど、点鼻薬の使用回数が減った。」と書いてあるのも見たので、相性かもしれませんね。一度試してみる価値はありそうです。
2. 鼻うがいを朝・晩実行する
鼻うがい…痛そう!!恐い!!の印象が強すぎてなかなか実行できずにいましたが、副鼻腔炎を繰り返す現状を少しでも改善するため、覚悟を決めてやることに。
私は下記サイトの手順に従って実行しました。
【1%食塩水の作り方】① 水100ccに食塩1gを溶かし、1%の食塩水を作り、0.5mgの重曹を入れる。
② ①をノズルつきのプラスティック容器に入れる(冷蔵庫で1か月保存可能)。
参照サイトには鼻うがいの効果や詳しいやり方も書いていますので、もし興味のある方は見てみてください★
シンプル・安価・効果的な予防方法とは!
それは、就寝時にマスクを着けること!!
これだけです。とってもシンプル。
この予防方法を教えてくれたのは、私と同じように産後副鼻腔炎もちになった友人です。
友人は新型コロナウィルスに配慮し、就寝時もマスクを着けるようにしたら、副鼻腔炎にほとんどかからなくなったと言っていました。
その話を聞いた私は、早速マスクを着けて寝るようにしたのでした。すると、初期症状の鼻詰まりを自覚することが格段に少なくなったのです!
1ヶ月~2ヶ月に1回はかかりつけ病院に薬をもらいに行っていましたが、就寝時のマスク着用を始めてからは3ヶ月以上病院に行かずに済んでいます。今も快調な状態の日数を更新し続けています。
これからは、1年中マスクを着けて寝よう!!と決意しました。
また私は就寝時のマスク着用のほか、少しでも鼻詰まりになりそう…と感じた時は、鼻うがいを実行しています。それでもさらに症状が悪化しそうであれば、早めにD病院(かかりつけ)を受診し、点鼻薬と飲み薬を処方してもらおうと思っています。
マスクを着けることで鼻と喉の湿度を保てるから快調なのかな、と思っています。
副鼻腔炎もちになった原因を考えてみた
私は2人目の妊娠・出産の体質変化によって、副鼻腔炎もちになったと感じています。
知人の中には、産後にアレルギーを発症した人や生理痛が重くなった人もいました。
ここだけは助かったかなぁ…。
まとめ
私は2人目妊娠中から副鼻腔炎もちになりました。
あまりに短期間で繰り返し発症するため、なた豆茶を飲んだり、鼻うがいをしたりして予防方法を模索しましたが、頻繁な病院通いを減らすことはできませんでした。
しかし、自分と同じく副鼻腔炎に悩む友人から教えてもらい、就寝時のマスク着用を習慣化しました。
とてもシンプルで安価な方法ですが、これが一番予防効果が高かった!!
もう、寝る時のマスクを手放すことなんてできなくなりました。