【婚活キロク】ep.1:私を目覚めさせた友人の言葉

FuFu
はじめにこちらを読んでいただけると分かりやすいです☆
関連記事

ガチで27歳まで彼氏ができなかった 私、FuFuは男性嫌いであったり恋愛に興味がなかったわけではありません。 過去には、何人か意中の人もいました。 ただ、バタバタと忙しくしていてそれどころではない時期はありました。(なんだか言[…]

婚活前の私のこと

私は、じっとしていることができないマグロのような性質を持っています。

絵を描くことが小さい頃から大好きで、憧れつつも一旦諦めた美大進学の夢を捨てることができず、会社員をしながら通信制の美大に入り、洋画を学んでいました。

教員免許(中学・高校)取得コースを専攻していたので単位数が多く、それなりに苦労しましたが友人や先生方の支えもあり、4年で卒業!無事、教員免許も取得できました。

美大を卒業した年の春、免許を取得した同級生は教員採用試験に備えて忙しくしていましたが、私はまた別の目的のために動いていました。

FuFu
次の年にワーキングホリデービザを利用して、カナダに1年滞在したい!

そのための手続きや現地の情報収集、英語の勉強…在学中と変わらず忙しい日々でした。

私はもうすぐ27歳。夢を叶えるために邁進しており充実感はあったものの、心のどこかで「このままで大丈夫かな…?」という思いもありました。

ワーホリから帰国したら29歳目前です。周りの友人たちはたくさんの後輩を抱え、仕事に脂が乗って来る時期。

結婚ラッシュもやって来るかもしれません。

その時の私はというと、キャリアはパッとしないし、彼氏もいない。そんな未来が容易に予想できてしまいました。

「焦るな」と言う方が無理ありますよね(汗)。

日没を眺める女の子

「ハッキリ物申す」系の友人が私に放った言葉

美大で知り合った異性の友人。男性と話すことが得意ではない私にとって、この人は唯一の、といえる異性の友人です。

私より年上で、女心が本当によく分かる、友人と言うよりは兄のような人。

この友人は、周りの人が言いづらいと思うようなこともハッキリ物申す人です。

美大を卒業する前のことか後のことかは忘れてしまいましたが、卒業式前後のことだったと思います。その時、この友人から「来年ワーホリ行くんだよね?」と声をかけられました。

「行きますよ。」と答えた私を前に、友人は少し沈黙しました。何か考えているようでした。そして再び口を開きます。

友人

その後のことは?

ちゃんと考えてるの?

いや…今手続きとか勉強に忙しくて、あんまり…。

でも、1年で日本に帰国するでしょう?

また1人暮らし始めて、仕事探して…となると思います。

友人

その先のこと、今からちゃんと考えておいた方がいいと思うよ!

だって帰国した年に何歳になる?

29歳?

絶対焦るよ。

そう…ですよね。

友人

うん、絶対。

向こう(カナダ)でずっと暮らすわけじゃないんだよね?

そこまで決まってるんだったら、帰国後のことまで計画しないと。

結婚もしたいんでしょ?

したいです。

彼氏いないですけどねww(完全自虐)

友人

今は勉強とかでめちゃくちゃ忙しいし、この微妙な時期に彼氏つくるのはハードル高すぎると思う。

でも、種をまいておくことはできるでしょ?

例えば、帰国したら遊べる男友達をつくっておくとか、良い男性を紹介してくれる女友達に声をかけておくとか。

最低でもこういうことはしておかないと、かなり厳しいと思うよ。

………(汗)

友人には、私の不安が透けて見えているのか!!???と感じて焦りましたね。あと最後に「厳しい状況」と断言されてしまったことは、ちょっとショックでした。

事実ですけどね!痛いところ突かれた~。アイタタタタ…という感じ。

でも私はショックを受けつつも、友人の言葉が心に真っ直ぐスト―――ンと落ちてきたように感じたのです。

友人は自分自身に1番厳しい人ですが、他の人にもはっきりとアドバイスをくれるので、「英語勉強してる?まだまだ努力が足りないんじゃない?」といった感じのことを言われるかな?と予想していました。そのため上記のように、まさか恋愛のことを中心に言ってくるとは思っていなくて、とても驚きました。

本当は、私は誰かに背中を押してもらいたかったのだと、今は思います。

FuFu
これから海外に行くのに、恋愛のことを考えるなんて有り得ない!
ひたすら英語の勉強に励むのみ!

友人と話す前はこう思っていました。だってこれから出会いを求めて、もし好きな人ができたとしてもあと1年で海外に行くのだから、しんどくなるだけじゃないですか。そこに明るい希望を持つことができなかったんですよね。

でも友人の言葉を聞いて「恋愛のことを考えてもいいんだ!行動してもいいんだ!」と、自分の隠れた願望を肯定することができたのです。

「海外に住む」という夢の実現は近づいている。しかし「結婚する」という夢は遠ざかるばかり…。

FuFu
このままでいいのかな?
何かできることはないのかな?

こんな不安を抱きつつも目の前のやるべきことに忙殺される日々でしたが、「結婚する」という夢のためにも、今、できることはある!

海外に行くことと、結婚することは相反しているように思えるけれど、両立できるかもしれない!

そんなポジティブマインドにまで持っていくことができました。

こうして振り返ってみても、友人の言葉は短い中に要点がギュッ!と詰まっているし、具体的で分かりやすいアドバイスがなされていて、本当に頭がキレる人だなぁ…と感じます。

また友人は、私が彼氏いない歴=年齢ということを知っていました。私がこれから彼氏をつくって結婚することの難しさや、越えるべきハードルの多さをよく理解していたからこそ、言ってくれたんだと思います。

友人には、本当に感謝しています。とても言いづらいことだったろう…(笑)。

実際、このエピソードを他の友人に披露した時、「もし同じことを思っていたとしても、言えないわぁ~!」と言われましたから。

スポンサーリンク

友人のアドバイスを素直に受け入れてみる

私は友人のアドバイスを参考に、英語の勉強と並行して下記2つを実行することにしました!

  1. カナダから帰国後、連絡が取れるような男友達をつくる
  2. 友人たちに「彼氏が欲しい」とアピール&「良い人がいたら紹介して欲しい」と頼んでおく

そしてもしカナダに行く前に好きな人ができたら、思いを伝えるかどうかは分からないけれど、その気持ちを大事にしようと決意しました。

人生は一度きり!

行動を起こした結果、たとえ理想通りの生活が手に入らなくても「あの時私は頑張った!」ときっと納得できると思うし、この時の経験は後で人生を振り返った時に、強烈なインパクトを残すことになるでしょう。

一切の爪痕を残さずに人生の大半を過ごした場合、その思い出は薄く、当時のことを振り返ってみても何をしていたかサッパリ思い出せなかったりします。

私は何もしないまま時間が過ぎて「あの時頑張っていればどうなっていたのかなぁ~。」と、ウジウジ後悔する人生を送るのは嫌でした。

目の前の夢だけでなく数年先のもう1つの夢のために、私は婚活をスタートさせました。

青空を背に自転車に乗る恋人同士

厳しい事も言ってくれる友人は貴重な存在

もし友人の中にハッキリ意見を述べたり、自分の誤っている点や改めるべき点を指摘してくる人がいたとしたら、その人は貴重な存在といえます。

こういうことが言えるのは、大抵家族に対してのみだと思います。家族の問題は自分に直結してくるし、責任も伴うからです。(家族相手でも難しいことですよね。)

友人に「ここを直してほしいなぁ~。」とか「ここがこうなればうまくいきそうなのになぁ~。」とか感じたとしても、それを伝えるのは容易ではありません。ただハッキリ指摘するだけでは相手を傷つけてしまう可能性が高いので、相手の性格をよく理解したうえで伝え方を工夫しなけばいけません。

しかしこれが相当難しいし、正直面倒に感じてしまいますよね。時間を共有していく中で一方が苦痛に感じる場面が多くなってしまったら、ほとんどの場合は問題を指摘することなく、傷ついた人がただ相手との距離を置いていくだけだと思います。

だからこそ自分を叱咤激励してくれる友人は貴重なのです。面倒で難しいことをやってくれているのだから。

しかし会うたびに傷つくことを言われたり、常にマウンティングしてくる人は別です。この場合はその人と距離を置く方が精神的に安定すると思います。

また友人や知り合いからもらったアドバイスを素直に受け入れてみることで、現状をより良くしたり新しい道が開けたりすることがあります。アドバイスを受け入れて「みる」というのが大事で、やってみて自分が「違うな」と感じたらやめればいいのです。

自分の誤っている点や改めるべき点を指摘されたらドキッ!とするし、ショックを受けるかもしれませんが、人間として成長できる機会を与えてもらったと捉えることもできますね。

婚活エピソード②に続きます。

まとめ

私が婚活をスタートさせるきっかけとなった友人との会話について書きました。

友人の発言(アドバイス)をまとめると、

  • 将来結婚したくても、目の前のこと(FuFuにとっては英語の勉強)に集中するだけで恋愛のために行動を起こさないのであれば、実現は困難。
  • 1年後に海外に行くことを考慮すると今から彼氏をつくるのはハードルが高いが、帰国したら連絡できる男友達をつくったり、友達に良い人を紹介してもらえるように声をかけておくことはできる。海外に行く前に、最低でもこれらはやっておいた方がいい。
FuFu
今では、友人はきっとこの時の会話を忘れていると思います(笑)。

しかし私にとってはかなり重要な出来事!

この時の友人の言葉を胸に婚活をスタートさせ、人生が一変したのですから。