ツアー予約のことはこちらに書いています。
FuFu 2024年10月半ばにフィリピン旅行した時の記録です★ アイランドホッピングに興味津々 私はフィリピン旅行が決まってから、どのような旅程を組めば家族全員が楽しめるのか?を考えていました。 大人が楽しめる[…]
ツアー当日!アイランドホッピングに出発
大まかなツアースケジュール
マリバゴのマクドナルドでフィリピン人メインガイド、アルベルトさんと待ち合わせ。
8:45-9:00
港に到着。船に乗りアイランドホッピングの1つ目の島、ヒルトゥガン島に出発。
~ここからの時間はツアー状況により異なる~
ヒルトゥガン島でシュノーケル。
2つ目の島、カオハガン島に移動し、ランチ。ランチ後は少し休憩。
3つ目の島、ソルパ島に移動し、シュノーケル。他にマリンアクティビティを追加した場合はここで行う。
14:30-15:30
ツアー終了。
まず、AM8:30にフィリピン人ガイドのアルベルトさんが待つマクドナルドを目指します。
この日は平日で、通勤と通学ラッシュが発生する早朝に車移動をしなければならず、ツアーに参加する前からハードモード(汗)。1歳児を含む子供3人を伴っているので、私はツアーを楽しみにするよりも不安の方が大きかったです…。
宿泊地から待ち合わせ場所まではスムーズに行って30分ほどなのですが、渋滞にはまることを考えると1時間は余裕を持たなければいけませんでした。よってAM7:30にはタクシーに乗って出発していたい。
私と旦那は6時に起きて水着に着替えました。はじめはその上に服を来て行こうと思っていたのですが、時短のため水着でタクシーに乗り込むことに(笑)。子供3人も同様です。
近所のスーパーマーケットで購入していた食パンを切り、バターをのせて焼いての、簡単な朝食を準備。ここで子供たちを起こします。
全員が朝食を食べ終えると、私と旦那、子供2人は酔い止め薬を飲みました。(乗り物酔いは早い子で2歳台から始まるようなので、1歳の次女ちゃんは除く)波が荒い場合を想定して、船酔い防止のためです。
そして子供たちを水着に着替えさせますが、ここで忘れてはいけないのが日焼け止め。水着から出ている肌の部分は、なるべく入念に塗ります(耳の後ろまで!)。我が家はこの1回きりでしたが、できれば日焼け止めを持参して、昼頃に追加で塗ることをお勧めします。
荷物の確認をしてさぁ出発!…のはずが、一旦海に出てしまうと必要なものがなかなか手に入らないぞ!と焦ってしまい、あれやこれやと荷物を追加していると、7:30過ぎに部屋を出ることになってしまいました…。
島から島への移動に数十分かかるので、子供のための小さなパンとお菓子を追加しました。またツアー会社が飲料水とジュースを用意してくれているのですが、足りなくなったら困るので予備の飲料水も2、3本用意しました。
タクシーが捕まらず、遅刻必至のピンチ
滞在中のコンドミニアムから出ると、配車サービスアプリ『Grab(グラブ)』で近くにいるタクシーを検索し、すぐに手配。しかしラッシュアワーのため到着が遅い…。
『Grab(グラブ)』とは…
Grabは、東南アジア8ヵ国700以上の都市で展開する配車サービスを軸としたアプリです。ドライバーの評価制度があり、料金交渉の必要がないためストレスフリーに移動できるのが特徴です。また、配車サービスに加えてフードデリバリー、各種宅配サービス、決済サービス、ホテル予約などさまざまな機能が追加され、現地では生活インフラの一部として機能しています。
やっとタクシーが到着するも、ドライバーから乗車拒否にあいました。理由は、「ドライバーを併せて5人しか乗せられない。あなたたちを乗せると6人(ドライバー+大人2人、子供3人)だ。違反行為になるから、Grabでキャンセル処理をしてくれ。」とのこと。
しかし、ここにくるまで何度も5人乗りタクシーに乗ってきているし、子供3人のうち1人は膝の上で乗車できるほど小さな子だし…。なによりここでタクシーを逃すと待ち合わせの時間に間に合わなくなるので、驚きと落胆が大きかったです。
後で別のタクシードライバーにこのことを相談すると、首をかしげながら「確かにタクシーはドライバーを併せて5人しか乗せられないが、あなたがたの家族の1人は赤ちゃんだ。だから乗せてあげられるよ。」と言っていました。また「万が一、乗車人数オーバーで警察に捕まったらドライバーは高額な罰金を払わなくてはならない。それが恐かったのでは。」とも言っていたので、それを考えると仕方のないことだったのかもしれません。
4泊5日の旅程で乗車拒否にあったのはこの1回だけです。子供が何歳になったら乗車人数の1人として数えられるのかは不明ですが、次女ちゃんが2歳を超えると5人乗りタクシーに乗車するのは難しいかなぁと思っています。飛行機(LCC)の場合は2歳から座席を取らなければいけないので、同じように考えたらいいのかな?
とにかく別のタクシーを急いで捕まえるしかありません。今度は確実にと、6人乗車可能なタクシーを検索しました。しかし大型タクシーは数が少なく、近くにいない。
この時、もう8時を回っていました。8:30の待ち合わせには間に合わない…。こんな時にまったく意味がないのに、私と旦那は焦りから口喧嘩。子供たちは「えー行けないのー?」とポカン状態。カオス…。
もう少々お高くてもいいから、その辺にタクシー走ってないの!?と目の前の車道を凝視しました(恐い)。すると1台のタクシーが停まり、お客さんを降ろしているではありませんか!
「どぅーゆーはぶありざべーしょーん!!???」と私はドライバーに向かって突進しました。ドライバーは「どこに行くの?」と。旦那は待ち合わせ場所が表示された携帯を取り出す。ドライバーは場所をチェックした後に「OK!」と笑顔で応えてくれました。救世主やーーー!!
一刻も早く乗り込む必要があるというのに、旦那がドライバーに料金を確認する。そういえば、我々の手元には割とギリギリなペソしかなかったのだ。ドライバーは「500phpでどう?」と。
「ほんまに?」と旦那は念押し。今日はバタバタで日本円からペソに両替する時間ないだろうしね…。ツアー会社からは「基本的にツアーガイドにはチップは必要ない。」と連絡をもらっていましたが、小学生以下の子供は無料で連れて行ってもらえるなかで、うちは子供が3人で確実に手間をかけてしまうし、少しはお渡ししたいとペソをキープする必要があったのです。
我が家にとって救世主またはヒーローとなったタクシーに乗り込む。やはり道は混んでいました。ツアーガイドのアルベルトさんには申し訳ないけれど、遅刻必至なので車内で急いでテキストメッセージを送信しました。するとすぐに「問題ない!マクドナルドで待ってるよ!」と返信が。ここにも救世主おったーーー!!
フィリピン人ガイド、アルベルトさんと合流
約20分ほど遅刻してしまいましたが、やっと待ち合わせ場所のマクドナルドに到着しました。救世主のドライバーさんにはチップを渡させていただきました。急な依頼でしたがリーズナブルな価格で乗せていただいて感謝です。
頭の日焼けが心配だったので、持参したパーカーを頭に被せて代用しました。
皆さんもタクシーから降りる際は、忘れ物に注意です…。
タクシーを降りてすぐにガイドのアルベルトさんと会えました。すごくフレンドリー!日本語はペラペラというほどではありませんが、十分コミュニケーションがとれるレベル。英語はご堪能だそうです。
早速、船が停まっている港に向かうために移動します。乗り物は『パタパタ』。
このようにバイクの横に、荷台というか座席付きのサイドカーがくっついている乗り物です。私が観たYouTubeチャンネルのアイランドホッピングに参加したご家族は、ハイエースに乗って移動していたのでびっくりしました。
大人数の場合は『ジプニー』(上の方に画像を貼ってある、フィリピンの乗合タクシー)でお迎えにきてくれるようです。
ヒルトゥガン島でシュノーケル
紫色の宇宙人っぽい見た目の大きいクラゲにも遭遇しまして、興奮していたらガイドさんが「これは食べることもできるんだよ。」と言って躊躇なく触っていて。すごい。触って痺れたりはないのかな?と心配しました(汗)。
カクレクマノミがいっぱいいて可愛かったです。
長女ちゃんは浮き具に捕まりながらですが泳いだり、海の中を覗いたりして楽しんでいました。長男くんは単独で泳いでいて成長にびっくりしました。
家族で「あれ見て!」と声を掛け合いながら、楽しみを共有できたことに感動しましたね。小さい子の育児中になにかアクティビティをしたいとなると、預け先を確保するか、シッターさんをお願いしなくてはいけない場合がほとんどですし。
ガイドさんは子供たちに寄り添ってしっかりサポートしてくれました。
子供たちが「そろそろ上がりたい。」と満足したタイミングで船に戻りました。アルベルトさんから「どうする?次の島に行く?」と確認があったので、出発したいと伝えました。
物売りの人のぼったくりジュース
忘れたくても忘れられない体験をしたため、記録します(汗)。
1つ目の島、ヒルトゥガン島に到着した時に、船に物売りの人が乗ってきてセールストークを始めました。主にジュースや魚介類を売っているようです。
物売りの人の売り物はツアーやガイドさんとは関係ないものです。もし購入したかったら現金(ペソ)で支払う必要がありますが、その時私たちはギリギリのペソしか持っていませんでした。ガイドさんに渡すチップを残しておきたかったし購入するつもりもなかったので、素直に「ペソが足りないから買えない。」と物売りの人に言いました。
それでも「いくら持ってるの?ディスカウントするよ!」等粘ってお勧めされる。正直早く帰ってほしい。また「円でもいいよ!自分で両替するから。」と言われ、2つ目の島に着くまでにお腹がすくだろうから、子供たちとシェアするためのジュースを3つ頼むことにしました。パイナップルジュース2つとマンゴージュース1つで1000円でした。
そしてシュノーケルを終えて船に上がると物売りの人がいて、ジュースを持ってきていましたが、ただの缶ジュース…。提示された金額から、私と旦那はフルーツを絞った新鮮なものを用意してくれると勝手に思い込んでいました。実物を確認していないのに注文したのが失敗ですね。しかも、「今の円の相場では1000円ではなく1500円だった。」と金額を上乗せされました。
スーパーで100円前後で売っていそうな缶ジュースが1本500円…。
まだジュースを受け取る前だったのでキャンセルしたり、先に提示された金額でと交渉することもできたかもしれません。しかしシュノーケル後でそれをする体力と気力がなく、子供も缶ジュースを見たら飲みたくなったようなので…諦めて買いました。
他にも、「さっき採れた新鮮なものだよ!」とエビや貝類もお勧めされましたが、ジュースで落胆していたので頑として買わず。料金は強気設定だったし、またジュースのように金額を上乗せされたり期待外れなものを用意されたりする可能性が高い。
この体験があるので、私は物売りの人からなにかを購入することはお勧めしません…。今回のことは勉強代だったと思うことにしました。
物売りの人は他のツアーの船も回っていたので、『エンジェルアイランドホッピング』特有のことではありません。セールストークがしつこく苦痛に感じた場合は、ガイドさんにお願いして断ってもらった方がいいと思います。
カオハガン島でランチ&砂浜遊び
ヒルトゥガン島から船で10~15分くらいかな?そんなに待たずしてカオハガン島に到着。
この島がとーっても居心地が良くて…。少し前のぼったくりジュースの悔しさを和らげてくれました。
船を降り、アルベルトさんがランチの席に案内してくれました。波打ち際まで数メートルの場所。ランチの準備に30分くらいかかるらしく、それまで自由行動です。
長男くんと長女ちゃんは砂浜遊びをしたり、海に入って貝殻を探したり…。次女ちゃんは旦那に抱っこしてもらって温泉のように海に浸かっていました。海水は温かく、体が濡れていても寒さを感じません。
カオハガン島では時間が止まっているような、不思議な感覚を味わいました。日々の喧騒はどこへやら。穏やかな波と太陽の光、遠く広がる海の奥に佇む山と街。癒しの世界とは、この島のことをいうのではないかと思いました。
ランチまで30分とのことでしたが、体感的には1時間近く待ったような気がします(笑)。実際は45分くらい?
このツアーで一番驚いたことが、フィリピンBBQ激うま!!
ツアー参加前はフィリピンBBQがどのようなものか分からず、もし子供たちの口に合わなかったら困ると思い、軽食として小さなパンを持ってきていたのですが、その出番はありませんでした。
お肉は味付きで甘みがあり、柔らかくて食べやすかったです。普段お肉をあまり食べない長女ちゃんが、10本以上串焼き肉を平らげました。1歳の次女ちゃんもお肉を小さくちぎってあげるとよく食べました。
写真では隠れてしまっていますが、串焼き肉の下に魚があり、アルベルトさんが鯖だよと教えてくれました。鯖は小皿のソースに付けて食べると絶品でした。このソースのレシピを教えて欲しいくらい(聞きそびれた!)。ポン酢のようなさっぱりとした味で、すだち?が浮かんでいました。
ちまきのようなおにぎりはちょっと固かったです。でも次女ちゃんが食べられるレベル。
マンゴーとパイナップルは、こんなに甘くておいしいの食べたことない!というほど。日本で売っていたら高くて手が出せないでしょう…。特にパイナップルが甘かったです。
ジュースはクーラーボックスに入っていたものをありがたくいただきました★
その後も、次の出発の合図があるまでずっと砂浜遊びをしていました。次女ちゃんはよく歩くようになっていましたが、指し示す方向には行ってくれないので、抱っこが基本です。ツアー中は眠気を感じているのもあって、ほとんどが抱っこ移動でした。そのため島内を散策する元気がなく…。子供たちも砂浜遊びに夢中だったので「ま、いっか!」と思っていました。こんなに透明度の高い海で遊べることなんてそうそうないですし。
昼時のカオハガン島は潮が引いていて、波打ち際から50メートル以上は浅瀬になり、そこを歩くとまるで海の上を散歩しているようでした。夢見心地で波を蹴りながら子供たちと散歩しました。
1時間ほど自由行動を楽しんだ後、島のフォトスポットでアルベルトさんが写真を撮ってくれました。そして最後の島・ソルパ島に向かうための船に案内されました。干潮で近くにバンカーボートを停められないので、停泊地点まで小船に乗り移動します。
ずっと浜辺で遊んでいたので、小船までの道中が初めての島内散策でした。キーホルダーやアクセサリー等のお土産を売っている売店や、民家、可愛い色合いで塗装された教会の前を通りました。次に来る機会があったら子供たちも大きくなっているだろうし、ぜひ島内散策をしたいと思います。
印象的な場面がいくつかありました。ある民家の戸が開いていて、入口近くでゆらゆらしている吊り下げられた揺りかごが目に入ります。そこでは赤ちゃんがスヤスヤとお昼寝中。可愛い。お母さんと目が合ったので、"Sleeping? Your baby is so cute!"と声を掛けさせてもらいました。お母さんも素敵な笑顔でした。
また広場の木々で遊んでいる子供たちがフレンドリーで、キラッキラの笑顔!"Hello~!"と大きな声で私たちに挨拶してくれました。豊かな自然の中で育ったから生き生きしているのかな?
島民の人たちの表情と、日本に住み育児している自分や習い事で多忙になってきた子供たちとの表情を比べると、違いを感じましたね。時間の流れ方、あるいはゆとりに大きな隔たりがありそう。良い悪いの判断はできませんが、島のゆったりとした生活環境が羨ましいと感じました。
日本での生活に改善の余地ありかなぁ。
時間にゆとりを持てるように子供の習い事を減らしたり…。しかしたとえフィリピン(セブ島)に移住したとしても、なんだかんだバタバタした生活を送ってしまいそう。情報化社会の功罪。一度知ってしまった便利な生活はなかなか手放せない。習慣というものは恐ろしいです。
散歩?している鶏の間をすり抜け、船着き場に到着しました。小船に乗るのも新鮮な体験です。すぐにバンカーボートの停泊地点に着き、乗り移りました。最後の島、ソルパ島を目指します。
浜辺でゆっくり過ごす際の注意点ですが、水着の上にラッシュガードやパーカーを羽織り、肌を太陽の下に晒さないように気をつけた方がいいです。長男くんが鬱陶しくなってラッシュガードを脱いでいましたが、後日日焼けで背中の皮がパリパリと取れてしまいました…。素晴らしい景色を前にすると開放的な気分になりますが、日焼けには要注意です。帽子も被りましょう。
ソルパ島でシュノーケル
途中でウトウトしてしまい、時間の感覚がなくなる(汗)。船上で休憩できるくらいは乗っていたので、30分~40分くらいはかかったかな。
長男くんと長女ちゃんはライフジャケットを枕にして、船の中央で寝かせてもらっていました(笑)。気持ちよさそうに寝ていたなぁ。次女ちゃんも抱っこでスヤスヤ。
ソルパ島近くに船を停め、シュノーケルをします。ヒルトゥガン島の時と同じく、次女ちゃんも海に入りました。海の中は綺麗でしたが、ヒルトゥガン島と比較すると浅くて魚が少なかったので、ダイナミックさはあまり感じなかったです。
アルベルトさんからソルパ島は無人島だよと教えられ、また干潮で近くに船を停められないので上陸する場合は少し海の中を歩かねばならず、長女ちゃんと次女ちゃんが小さいので危ないかも…どうする?と聞かれました。
ガイドさんが危険と判断する場所には立ち寄らないつもりだったので、シュノーケルのみにすると返答しました。子供たちはヒルトゥガン島のシュノーケルである程度満足していたので、割と早く船に上がりたがりました。それより「船から海にジャンプして遊びたい!」とリクエスト。アルベルトさんはOK!ジャンプジャンプ~!とその要望に応えてくれました。
というわけで、子供たちはソルパ島付近で何度も船から海にジャンプして遊んでいました。我が家のニーズに寄り添ってくれたアルベルトさんチームに感謝です。
これでツアー終了かな?と思っていたのですが、予想に反してアルベルトさんから「最後に、イワシの群れを見ることができる場所でシュノーケルしよう!」と提案されました。これに私と旦那は大興奮。
帰途の途中に立ち寄ることができる、丁度良い場所でイワシを見られるようでした。早速移動!
帰る前にダメ押しシュノーケル&追加のバナナボート
ソルパ島から10分ほど移動した地点で船は止まりました。まだ明るいですが、太陽は西に傾き始めていました。周辺はパラセーリングやバナナボート等のマリンアクティビティを楽しむ人で賑わっていました。
イワシのビッグウェーブを目撃するため、再びライフジャケットとシュノーケルを装着し…いざ海へ!
この地点はダイビングスポットでもあるようで、海底にハート型のオブジェがあって可愛かったです。ここで記念撮影するんだろうなぁ。
アルベルトさんの引率のもと、イワシを探す…。いた!あそこ!!と子供たちが声を上げました。私もそれに続きます。いた!!
水族館でしか見たことのない光景が、今目の前に…!!
1つ目の島・ヒルトゥガン島はダイビングスポットとして有名らしく、さすがの透明度で海底も深く見応えがありましたが、個人的にツアーで最も印象に残っているシュノーケルは、このイワシのビッグウェーブでした。
この時、私は足に違和感を感じていました。というか痺れてる!?痛い…。ほとんど同時に長女ちゃんも「足が痛い!」と言って泣き出し、パニックを起こしていました。
アルベルトさんに聞いたところ、「海藻が原因ではないか?」と言っていました。病院に行くべきか心配しましたが、「大丈夫だよ!」とのこと。実際1時間ほどで痛みは消えました。私は知らないうちにクラゲにでも刺されたのかなと思っていたのですが…。後で調べても、何が原因かははっきりしませんでした。
旦那も足の痺れを訴えていました。不思議なのは、ほとんど同じ場所にいた長男くんだけ無事だったこと。
そこでアルベルトさんから、「バナナボートなら赤ちゃんも一緒に参加できるよ!どう?」と提案されました。子供たちに聞くと、二つ返事で「やりたい!!」と。お値段を運営に確認すると、5人で7000phpくらいだったかな。今思えばちょっと割高?しかし私も旦那も、またとない機会と思っていたので申し込むことにしました。
完全に自己責任で1歳の次女ちゃんは参加したことになります(汗)。
アルベルトさんがバナナボートを引っ張る船に同乗し、写真をいっぱい撮ってくれていました。さらにバナナボートが動いている時の動画まで…!
バナナボート、結構揺れましたが楽しかったです!童心にかえってキャーキャー騒いでしまいました。長女ちゃんは少し恐かったようですが…。
これにて本当にツアー終了です!
港はシュノーケル地点から近い場所にありました。干潮のため船を港につけることができず、岸まで少し海の中を歩かなくてはいけません。藻に足を取られるので、小さいお子さん連れの方は注意が必要ですね。
疲れていたと思うけど、長男くんと長女ちゃんは頑張って歩いてくれました。
岸に着くと、再び徒歩でパタパタが停まっている駐車場に向かいます。この道中で、長女ちゃんが道に渡してあったホースに躓き、盛大に転んでしまいました。水着が泥で汚れ、膝をすりむいて大泣き…。疲れもあったのだと思います。
日本の綺麗に舗装された道では、年長の長女ちゃんはほぼ転倒することがなくなっていたので、私の気が緩んでしまっていました。セブ島は道が整っておらず、段差や工事中の箇所も多いです。
未就学児でもしっかり歩ける子はいますが、セブ島では手を繋いで歩いてあげた方がいいですね。
パタパタの駐車場に到着しましたが、ここで大きな問題に気づきました。
水着は濡れているし、このままタクシーに乗ることはできないよね?と…。旦那がアルベルトさんに聞いたら、港に戻れば着替える場所はあるようでした。それと「僕がタクシー運転手に話をして、水着のまま乗れるようにしてもらうよ!」と言ってくれたので、水着のまま移動することにしました。
しかし、この選択を後で後悔しました。私たちが宿泊しているコンドミニアムはここマクタン島から距離があるため、やはり濡れた水着のままで長時間タクシーに乗っていることはきつかったです。車内はクーラーがきいているので風邪を引くレベルではないにしても、肌寒かったですし。
マクタン島のホテルに宿泊していれば近いので水着のままでも我慢できるかな?と思いますが、宿泊場所が離れている場合は、服に着替えてから移動することを強くお勧めします。
アルベルトさんが運転するパタパタに乗り、まずはバナナボートの料金を支払うために両替店に寄りました。旦那曰く、手数料が空港よりも安くて良かったそう。
アルベルトさんと、他の2人のガイドさんにはとてもお世話になったので、ささやかですがチップを渡させていただきました。
ガイドさんは、子供3人を連れて参加した私たちに気を遣うことも多かったと思います。シュノーケルでは子供に寄り添ってくれ、ソルパ島で船からジャンプしたいと言ったリクエストに応えてくれました。写真をすすんでたくさん撮ってくれたことも嬉しかったです。普段は私しか写真を撮らないので、自分が写っている写真がないのです(泣)。今回は特別でしたね。
ありがとうございます!
帰りのタクシーで渋滞に引っかかり、宿泊先まで1時間半もかかる
アルベルトさんがタクシーを捕まえて、水着のまま乗れるように話してくれました。少しチップを渡すことでOKしてもらえました。長いツアーを終えて、やっと帰り道です。
この時16:00を過ぎていたと思います。学校帰りの生徒&仕事終わりの人の帰宅ラッシュとかち合ってしまい、渋滞が発生していました。タクシーは、進んですぐ止まるの動作を繰り返します。
濡れた水着が肌寒く、トイレを我慢するのがとても大変でした。特に長男くんと長女ちゃん。次女ちゃんはオムツなのでセーフですが…。
ドライバーさんが近道してくれてマシにはなりましたが、それでも1時間半以上はタクシーに乗っていました。コンドミニアムに着いたら、すぐに部屋のトイレにダッシュ!でした。
ガイドさんの説明不足?口コミで残念と言われていることの真相
私たちがお世話になった『エンジェルアイランドホッピング』のGoogle口コミを確認すると、「楽しかった!」という好意的な口コミがほとんどですが、中には、
- 「3つの島を巡る」と書かれているのに、1つの島しか上陸しなかった。残念だった。
- 1つの島にしか上陸せず、他のグループの人もびっくりしていた。
と書かれていて、星1つの評価も見られます。実際、私たちも島への上陸はランチを食べたカオハガン島のみでした。
これらの口コミそれぞれにツアー会社から返信があり、どちらも「安全のために天候や海の状況によって内容を変更することがあります。この時は干潮で海が浅くなっており船を港に停めることができないため、海の中を長距離歩くことになり危ないと判断、島近くでのシュノーケルに変更したとガイドより報告を受けております。ガイドの説明不足によりご不快な思いをさせて申し訳ございません。」という内容が書かれています。
メインガイドのアルベルトさんから、1つ目の島・ヒルトゥガン島でシュノーケルを終えた時に「移動してもいいか?」という確認があり、3つ目の島・ソルパ島でシュノーケルをした時も「歩いて島に上陸しないといけないから、小さい子連れだと危ないと思う。」と言われ、了承のうえで移動しています。
我が家は子連れで参加したので、3つの島すべてに上陸したら疲れてしまうところだったので丁度良いくらいで思っていたのですが、時間と体力にゆとりのある状態で参加していたら、「3つの島に行きたかったのに!」と思っていたかもしれません。
もしエンジェルアイランドホッピングのツアーを検討中で、3つの島に必ず上陸したいと思っている方は、事前にツアー会社にそのことを伝えたり、ツアー当日にメインガイドのアルベルトさんに「3つの島に上陸したいが、安全上可能か?」と確認した方がいいでしょう。
アルベルトさんは日本語がペラペラというほどではないので、英語でコミュニケーションをとるとスムーズです。英語が心配な方は、ツアー前に質問内容を英語で伝えられるように準備しておくと安心ですね。
まとめ
ツアー前日の予約時点では、『エンジェルアイランドホッピング』のツアーは最安値と強調されていて、正直どうなのー?安全面は大丈夫なのー!?と少し心配していました。
実際に参加すると安全面は問題なかったですし、ガイドさんが家族で楽しめるように配慮してくれたり、子供たちのリクエストに応えてくれたりと、大満足なツアーでした。
Googleの口コミを確認すると好意的なものがほとんどですが、中には「3つの島のうち1つにしか上陸しなかった。残念だった」と星1つの評価もあり、気になるところだと思います。実際、私たちも1つの島にしか上陸しませんでした。
ツアー会社からの返信には、「安全に配慮してツアー内容を変更することがあります。ガイドの説明不足で申し訳ありません。」と書かれています。私たちがツアーに参加した時には、ガイドさんから「干潮で島に上陸するためには海の中を歩かなくてはいけない。小さい子連れだと危ないと思う。どうする?」と確認があったので、改善はされていると思います。
もしエンジェルアイランドホッピングのツアーを検討中で3つの島に確実に上陸したいと思っている方は、事前にツアー会社にそのことを伝えたり、ツアー当日にメインガイドのアルベルトさんに希望するツアー内容を伝えて「安全上可能か?」と確認をした方がいいでしょう。(アルベルトさんとのコミュニケーションは英語の方がスムーズです。)