数年ぶりに夫婦で映画鑑賞
子供を出産して以来、夫婦で映画館に行けていなかったのですが…
ついに行ってきました!
イエ~~~イ!!
年末は私の実家に帰省中なのですが、父と母が子供たちをみてくれて、もはやいつぶりか分からないくらいの夫婦デートでした。(父、母…本当にありがとう。)
しかし映画料金が1900円(大人1人)に値上げされていたことは知りませんでした。た、高い…!
複数の映画館が2019年6月から値上げしていたのですね。
幼児(3才)~高校生が1000円なので、大人2人+子供2人で映画を観た場合…5800円!どっひゃぁ~。
家族で映画館に行くことが身近な娯楽ではなく、お金持ちのレジャーとなってしまいましたね。
うーん、でも…
映画撮るのも上映するのも、物凄くお金かかりますもんね。調べたところ、人件費高騰や設備投資が大きな理由であるとか。映画館で観ることが映画に対する身近な投資かな、ともしんみり思いました。
子供を預けて外出すると、財布や携帯を小さな鞄に入れて持ち歩くだけ。信じられないくらい身軽!!忘れ物したのでは!?となんだかそわそわする(笑)。
そしてゆっくりレストランで食事をするという最高の贅沢…。いや、場所はどこでもいいのだ。自分のためだけに食べ物を口に運ぶ。育児中の身にとって、それすら貴重な時間なのだから。
前作「アナと雪の女王」も夫婦で観に行った思い出の映画でした。雪が舞い散る綺麗な映像と、印象的な歌の数々…。特に私はエルサが抑圧された環境から解き放たれて、思う存分魔法を使い氷の城を建てるシーンが爽快で、「”自分らしさ”を意識して生きよう」と思えました。("let it go"を歌う有名なシーンですね。)
「アナと雪の女王2」あらすじ
前作でエルサとアナは凍りついたアレンデール王国を救い、失われていた姉妹愛を取り戻しました。そして山男クリストフや雪だるまのオラフ、エルサの魔法の力を受け入れた王国の人々と、笑いの絶えない暮らしを送っていました。しかしエルサは時々顔色が優れません。自分にしか聞こえない不思議な歌声に悩まされていたのです。そんなとき、アレンデール王国が再び窮地に陥ります。エルサとアナは王国を救うため、クリストフ、オラフと一緒に旅に出ます。
「アナと雪の女王2」FuFu的・見どころ6つ!(ネタバレなし)
※可能な限りネタバレを含みません。さらに下の方で画像を1枚挟み、ネタバレを含む感想を表記します。
- エルサとアナの両親の秘密
- アナとクリストフの恋の行方
- オラフのギャグシーン
- エルサの魔法
- アナの頑張り
- 姉妹愛の『これから』
見どころはたくさんあるので厳選するのは難しかったです。でも鑑賞前は、夫婦で「前作を超えることはないでしょ。不可能だよね!」と勝手に思い込んで観ていました。ちなみにyahoo!映画の評価は前作&今作ともに、5点満点中3.8点前後で大差ありません。(2019年12月30日時点)
結果的に、私は前作と同じく…いや、それを凌ぐくらい面白い映画と思いました!
見どころ①エルサとアナの両親の秘密
両親の愛情深い人柄が窺えます。この両親のもとに生まれたアナとエルサは、なんて幸福なのだろう。
見どころ②アナとクリストフの恋の行方
書くとネタバレになってしまうので、ぜひ映画でご確認ください♪
見どころ③オラフのギャグシーン
今作も愛らしいしぐさや歌、くすっと笑える言葉に癒されます。また緊迫したシーンが続くため、オラフの存在が大きく感じられます。あなたがいてくれてよかった。
見どころ④エルサの魔法
前作よりも魔法のコントロールが上手になっています。スケールのアップした魔法に、走る・跳ぶのアクションが追加され、まるでスーパーヒーローのよう!色彩が豊かでとても綺麗なので、迫力ある音楽とともに、ぜひチェックしてみてください♪
見どころ⑤アナの頑張り
エルサは魔法を使って困難に立ち向かい、強くてカッコイイです。それに対して、アナは前作の終盤で衰弱してしまい、皆の守られ役としての印象が強いです。しかし今回は、アレンデール王国とエルサを救うために奔走します。エルサのように魔法が使えるわけではないのに、どうやって?とハラハラしますが、とんでもない勇気を振り絞って頑張ります。その姿にとても胸を打たれました。
見どころ⑥姉妹愛の『これから』
ディズニープリンセスのストーリーは、王子様と出会う⇒困難に打ち克ち、王子様と結婚する⇒なんなら夢も叶っちゃう⇒めでたし、めでたし…と省略していますが、大体はこのような展開だったかと思います(「アナと雪の女王」では姉妹愛が描かれましたが)。でも現実は、その後の方が大変だったりしますよね。
今作の映画の中で、アナとオラフが「変わるもの、変わらないもの」について何度か話をします。年月とともに人間関係は変わるもの。アナとエルサは固い絆で結ばれているのですが、2人の関係や環境の変化も描かれ、現実性を感じさせるストーリー展開となっています。
※画像を1枚挟み、下記にネタバレを含む感想を表記します。
ネタバレを含む感想
エルサが第5の精霊であることが分かり、彼女は自分の居場所・役割をはっきりと自覚する。正しいことは何なのかを必死に考え、自分らしく生きるためにもエルサが出した決断は…
人間と精霊の架け橋となるために、愛する人たちが住むアレンデール王国を離れ、魔法の森で暮らすこと。
そしてアナはアレンデール王国の女王に。
アナとエルサが別れて暮らす決断をしたことについては、寂しく感じる人も多いと思います。前作でせっかく固い絆で結ばれたのに、また再び離れてしまうなんて…。
でも私は、この2人の決断には大いに納得しました。
エルサは魔法の森に来てから自然の美しさに感動したり、精霊と交流したり、アレンデールのお城にいるときよりも、終始生き生きしています。
アレンデールでエルサは、愛する人が側にいて幸せなはずなのに自分の居場所は他にあるような気がして、孤独を感じていたのだと思います。誰にも相談できることではないし、女王としての責任感も強く、相当悩んでいたのではないでしょうか。
エルサは魔法の森で、やっと居場所を見つけたのです。
そしてアナは無理をしてしまうエルサを落ち着かせ、気遣う余裕を持ち、前作よりも成長した姿を見せてくれました。きっと、思いやり深い良い女王になると思います。
アナとエルサは離れて暮らしているけれど、文通をしていて会う約束も気軽にしています。よって、2人の関係が良好であることは間違いありません。お互いを信頼しているからこそ、距離が離れていても問題ではないのです。
私は、自立していて適切な距離を保てる2人がうらやましいな~と思いました!お互いが使命を理解し、周囲に貢献しているし。こんな生活を送りたいけど、実際やろうと思っても難しいんですよね。
個人的に、「家族だから仲良くしなければいけない」「側にいなければいけない」とは思いません。(もちろん、仲が良いに越したことはありませんが。)一緒に生活をしていれば価値観は似てくるかもしれないけれど、あくまで自分とは別人格。家族でも性格が合わなかったり、争ってしまうことはあります。時間が経つにつれ関係性に変化が訪れることは、自然なことです。適切な距離を保ち、思いやりを持って人間関係を構築していきたいな。
今回は吹替版を鑑賞したのですが、字幕版も素晴らしいとの口コミを見たので、次はこちらもチェックしたいです!!