未就学児2人と初めての映画館へ!
長男くん・5歳&長女ちゃん・3歳と、初めて映画館で映画を観ました!
『クレヨンしんちゃん もののけニンジャ珍風伝』です。
はじめは旦那と長男くんだけ観に行く予定でした。
3歳の長女ちゃんは長時間座っていることがまだ無理だろうと思っていたからです。そもそも暗闇を怖がって部屋に入ることすらできないかもしれない…。
でも、子供たちだけではなく私もクレヨンしんちゃん大好き!
けれど長女ちゃんだけ誰かに預けて3人で観に行くのは、なんだか寂しいなぁ…。
こんな風に思っていたけれど。
しんちゃんを毎週楽しく、集中して観ている長女ちゃんの姿を見て、「もしかしたらいけるんじゃない!?しんちゃんの映画なら観れるんじゃない!?」という希望が湧きあがりました。
そして、旦那を説得し…ついに決行することにしたのです!!
2022年現在の映画料金は、大人1900円で、幼児(3歳~)1000円。うちは子供たちだけで2000円かかる。
長男くんは観たがっていたけれど、恐がりだし暗闇に耐えられるかどうか…。
長女ちゃんはどんな反応をするのか予測不可能。
旦那とは、全員最後まで観れないかもしれないね…と話していたのですが、結果的に、子供たちはなんとか最後まで観ることができました。
映画の後半で長男くんが「まだ~?もう出たい…。」と言い出し、長女ちゃんは席を降りたり座ったりを繰り返しましたが、頑張ってくれました。
途中でトイレに行きたくなったら困るので、大人も子供もジュース類は購入しませんでした。
子供が飽きるのを防ぐために、ポップコーンはあってもいいかもしれませんね。それも物語の後半から食べるようにすると、糖分効果で集中力が持続するように思います。(うちは子供がこぼしたりして大人が集中して見れなくなるかな?と思い、今回は買いませんでした。)
未就学児が映画館で映画を観られるかどうかは、年齢よりも子供の性格による部分が大きいと思いました。
ヤンチャな長男くんが3歳の頃は、とてもじゃないけど映画館には連れていけませんでした。比較的おとなしい性格の長女ちゃんだから3歳でもチャレンジできたのです。
またしんちゃんを観に来ている他のお客さんは、幼児~小学生くらいの子供連れがほとんどです。少し騒がしくてもお互い様と思える環境だから行けたというものあります。
映画料金は決して安くはないからこそ、子供たちが長時間の上映に耐えられるようになってから連れていきたいですよね…。
長男くんは、こちらで購入したアクション仮面のフィギュアを持ち込んで気合い十分でした(笑)。
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映画『クレヨンしんちゃん もののけニンジャ珍風伝』あらすじ&ゲスト声優
ひろしとみさえのもとに「しんのすけ」が誕生して5年。
嵐のような平和な日々を過ごしていたが、ある日、屁祖隠(へそがくれ)ちよめと名乗る女性が野原家を訪れる。
「私、しんのすけくんの本当の母親なんです」
傍らには5才の少年、名は珍蔵(ちんぞう)。
突然の事に戸惑いながらも、追い返すわけにもいかず、2人を泊めることに。
しかし、その夜、突如謎の忍者軍団が襲い掛かる!
ちよめはなんと、忍者の里を抜け出して追われているくノ一だった!
そしてその息子として、しんのすけもさらわれてしまう…。
ゲスト声優
ハライチ:ハライチの岩井勇気・澤部祐(本人出演)
屁祖隠ちよめ:川栄李奈
兵衛刀便系:米良美一
謎のイケメン:山田孝之
映画の全体的な感想(※ネタバレなし)
映画を観に行く前に、軽くネットの口コミを見ていました。というのも、前作『謎メキ!花の天カス学園』はDVDがリリースされてから早々にレンタルしたのですが、長男くんが恐がって最後まで観ることができなかったのです…。
あんなにしんちゃんラブな長男くんが…。
ちょっとエグい描写のある『伝説を呼ぶ 踊れ!アミーゴ!』も楽しく鑑賞できたというのに。
もし今作にホラー描写があれば長男くんが映画館で観ることができないので、うっすらストーリーチェックはしなければいけませんでした。
口コミには「ギャグ描写が多い」「子供たちが笑っていた」という文言があったので、ホラー的な要素は薄いと判断しました。実際に恐いシーンはほとんどなかったように思います。
そして、『もののけニンジャ珍風伝』は、全体的に場面展開が早いと感じました。
人によってはストーリーについていくのが大変と思うかもしれませんが、私は飽きずに観れてよかったです。間延びするシーンがあると眠たくなってしまうので…。子供たちも、このストーリー展開のおかげで最後まで観られたように思います。
野原家と屁祖隠家の家族愛にスポットが当てられているので、屁祖隠家についても丁寧に描写されています。そのためしんちゃん単体の活躍やハチャメチャ度は、歴代映画の中でも少ないのではないかなぁ。
でも笑えるシーンは随所にあります。ご安心を!
屁祖隠家は代々過酷な運命を背負わされているのですが、野原家に負けないくらいの愛情を子供にかけているのですね。それがとても印象的で、『しんのすけと珍蔵がどれだけ両親から愛されているのか』を見せてもらえる映画という感じです。
子育て中の人は、感情移入しまくりな映画だと思います。
また家族の大切さを再認識させられたり、大事な人にもっと愛情を伝えたくなる映画だと思いますね。
今作は野原家を中心に物語が展開していくので、春日部防衛隊の活躍はないのかな?と心配している方もいるのではないでしょうか。実は、私もはじめはそうでした。
大丈夫です。ちゃんと春日部防衛隊の活躍場面はあります。
クライマックスの方なので、しばし待たなければいけないですが。
個人的には、前作『謎メキ!花の天カス学園』よりも「良い!」と思いましたね。天カス学園はしんちゃんと風間くんの友情にスポットが当てられていて、これも好きなのだけれど、謎解きストーリーがいまいちハマらなかった…。
子育て中の自分が今作のストーリーにぴったりハマったのでしょうね。
次は、ストーリーを追いながら感想を書きたいと思います。
映画の詳細な感想(※ネタバレあり)
※ここからストーリーの詳細を追っていくので、ネタバレされたくない方はバックでお願いします!!
1. 赤ちゃん取り違え騒動
お馴染みの主題歌『スーパースター』と、粘土アニメから物語が始まります。テンション上がる~!
しんちゃん宅で春日部防衛隊が踊りの練習をしています。振り付けとか円になっているのを見ると、盆踊りっぽい。
マサオくんだけアクション仮面のコスチュームを着ていました。可愛かったぁ。子供がコスプレすると破壊的な可愛さですよね。
なんでも、アクション仮面がゲスト出演する夏祭りのステージで、一緒に踊りを披露するチャンスがあるとのこと。そしてハライチの2人もこのお祭りに出演すると。
そんな平和な日常の中、「赤ちゃん(しんちゃん)取り違え騒動」が突然起こります。
みさえがしんちゃんを出産した「しばた産婦人科」の医師が来訪し、土下座。傍には屁祖隠ちよめと名乗る女性と、小さな男の子が。この5歳の男の子・珍蔵としんちゃんを取り違えてしまったと言い、謝る医師。
いきなりこんなこと言われても、ひろしとみさえは受け入れられませんよね。なのにちよめは「しんのすけくんは私の子。珍蔵はあなたたちの子。そして私のお腹の子供はしんのすけくんのきょうだい。皆家族。だからしばらく一緒に暮らしましょう。」と、びっくりな提案をしてきます。
私、映画のポスターを見ても気づきませんでしたが、ちよめ(ポニーテールの女性)は第2子妊娠中です。確かにお腹が膨らんでいる!
当たり前だけどこの提案を拒否するひろしとみさえ。しかしちよめに言いくるめられる+なんらかの忍術をかけられて、同居生活がスタートしてしまいます。
まあでも、すぐにこの取り違え騒動がちよめの嘘っぱちであることが分かるのですが。
うん。はじめから分かってた。秋田のじいちゃんとソックリなしんちゃんが、野原家の子供ではないなんてことはないでしょう…。
また後で気づいたのですが、ちよめの声優はゲストの川栄李奈さんでした!上手だったので本職の声優さんかと思っていましたよ。
2. 謎の忍者軍団襲来!しんのすけ攫われる
同居生活が始まった夜。
謎の忍者たちがしんちゃん宅を襲撃する!!展開はやっ。
ちよめは1人で忍者たちに立ち向かいます。
お昼に登場した「しばた産婦人科」の医師は、人形でした。嘘ぉ。めっちゃ上手に作ってるやん。ちよめはその人形を操って、忍者たちを攻撃。傀儡っていうのですかね。なかなか強いです。一般的に考えると、妊娠中にこんな激しい動きは絶対無理。でもちよめはくノ一だから、超人的な運動能力でカバーするのでしょう。
傀儡といえば、『ナルト』に出てくるサソリを思い出しましたよ。戦いの描写も似ているような。物語違うけど、あの話は本当に感動します。
ちよめ頑張るも、多勢に無勢で捕まってしまいます。そこに寝ぼけて出てきちゃったしんちゃんも珍蔵くんだと勘違いされて、捕まっちゃう。
ちよめは忍者の里のくノ一だけど、珍蔵を連れて里から逃げてきたようです。
この時点ではよく分からなかったのだけれど、しんちゃん宅を襲撃した忍者たちは、ちよめの里の仲間。そこから逃げてきたということは、なにか深い事情がありそうですね。
3. しんのすけ忍者の里へ!野原家もしんのすけ救出のために動く
しんちゃんが忍者の里に到着。
そこの山には大穴が開いていて、巨大な丸い金塊が大穴の栓となって埋まっています。
横柄でいやーな感じの長老が、その金塊を掘削するように命令しています。この長老、絶対お金にがめつい。
大地が軋み、大穴を塞いでいる金塊が抜けそうになると、屈強なゴリラさん登場。
忍者服は着ているけれど、ガチのゴリラ。実は、ゴリラさんはちよめの夫で、珍蔵のパパでもある胡麻衛門(ごまえもん)なのです。
胡麻衛門、なにかの忍術を発動します。すると映画『キング・コング』ばりの巨大ゴリラが出現し、抜けそうな金塊の栓を押し戻します。
必見!
- 忍者の里には地球のエネルギー『ニントル』を閉じ込める『地球のへそ』がある。ニントルが漏れ出すのを防ぐため、純金の栓で穴を塞いでいる。もしニントルがなくなれば地球が滅ぶ。
- ちよめたち屁祖隠家は代々『もののけの術』を使い、『地球のへそ』を守ってきた。
- 『もののけの術』は屁祖隠家の血筋の人しか使えない、巨大で強力なもののけを呼び出すことができる忍術。発動する人によって呼び出せるもののけは異なる。この術を使いすぎると発動者ももののけ化し、元には戻れなくなる。そのため胡麻衛門はゴリラ化し人間に戻れなくなっている。
珍蔵のパパはなんでゴリラなの?と思っていましたが、こんな事情があったのです。
『もののけの術』を使い『地球のへそ』を守る屁祖隠家の人は、『地球のへそ』に縛られて自由がなく、術の使い過ぎによって体がもののけ化してしまいます。
しんちゃんの世界は、この忍者の里の屁祖隠家の人々の犠牲によって守られているともいえます。
幼い珍蔵も、いずれ胡麻衛門のように『もののけの術』を使い『地球のへそ』を守る役割を担います。ちよめはそんな我が子の運命を憂い、珍蔵を里から連れ出したのです。
逃げた先が野原家だったのは、偶然同じ日に同じ病院でしんちゃんと珍蔵が生まれたからだそう。
野原家からしたらもらい事故だけど、屁祖隠家の運命も過酷ですよね…。
忍者の里に到着したしんちゃんは、珍蔵として生活することになりました。里の皆は珍蔵の姿をよく知らないらしく、しんちゃん=珍蔵と勘違いが続いています。
そして実はみさえのスマホを持っていたのですが、長老に取り上げられてしまいます。
屁祖隠家でちよめ、珍蔵くんのおじいちゃんと3人での生活がスタート。おじいちゃんも『もののけの術』を使っていたので、ナマケモノの姿になっていました。
朝を迎える野原家。起きたひろしとみさえは、しんちゃんがいないことに気づきます。
隠れていた珍蔵から事情を聞き、野原家はしんちゃんを取り戻すために忍者の里を目指すことに。
珍蔵は自分が『もののけの術』を使えないから、ちよめがこのような行動に出たと自分を責めます。まだ5歳なのにとてもしっかりした子です。
みさえは自分の携帯が手元にないため、しんちゃんが持っていると想定し、携帯電話の位置情報を検索しようと試みます。
その時、忍者の里の長老から送られた刺客が、野原家を襲います!
辺賀久才蔵(へがくさいぞう)という、忍者の里で作られた特殊な芋を食べながら、おならで強力な攻撃を繰り出す刺客です。
4. しんのすけの忍者生活
しんちゃんは忍者服に着替えて(似合ってる!)、ちよめとおじいちゃんと、朝ごはんです。穏やか~。
そして珍蔵として忍者幼稚園に行きます。幼稚園のエース、風子がお世話係。
忍術の授業ではさすがに珍蔵ではないとバレそうだけど、そこはしんちゃんのハチャメチャでなんとか乗り切ります。
お昼にお弁当を食べようとしたところで、移動中の長老を見かけます。取られてしまったみさえの携帯を取り戻そうと、しんちゃんは長老を追い、お世話係の風子もそれについていく。
警備は厳重でしたが、しんちゃんと風子はなんとか長老の屋敷に潜入。長老の部屋でみさえの携帯を取り戻します。
長老の部屋はテレビやゲーム等、自身が禁じた外の世界の物で溢れていました。それを見て驚き、憤る風子。
その頃、長老は座敷で宴会を開いていました。『地球のへそ』を塞いでいる大事な金塊を、もっと掘削するよう指示しています。理由は単純で、お金を得るため。それも里のためというよりは、自分のためという感じです。
当たり前のことだけど、掘削作業を進めれば金塊の栓が抜けるリスクは高くなるわけで…。なんで周りの人は止めないの?
しんちゃんがみさえの携帯からひろしの携帯に電話を掛けると、一瞬繋がるものの、すぐに切れてしまいます(刺客に襲われていたから)。そして、充電切れ。
長老が部屋に近づいてきて、2人の潜入がバレてしまいます。たくさんの忍者に追われますが、風子の忍術で逃亡に成功。
家路につく2人でしたが、風子は途中でお母さんに会い、一緒に帰って行きました。
しんちゃんは風子とお母さんの姿を、自分の家族に重ねて見ています。ここは切なかったです…。
ヤンチャばかりのしんちゃんが寂しそうにしている姿は珍しいですが、まだ5歳児ですもんね。ちよめとおじいちゃんは優しくしてくれるけれど、突然知らないところに連れてこられたのだし…。
5. 野原家が忍者の里到着!しかし純金の栓が取れてしまう…
しんちゃんが忍者幼稚園にいる頃。
野原家は珍蔵の記憶を頼りに、なんとか忍者の里の近くの川に到着します。
そこでまた2人の刺客登場!
千利休のような見た目の侘田寂彦(わびたさびひこ)と、屈強な大男の兵衛刀便系(べえとうべんけい)。
鑑賞中は気づけなかったのですが、兵衛刀便系はベートーヴェンの『交響曲第5番』を歌っていたそう。声優は、なんと歌手の米良美一さんです!
ストーリーを追うのに必死で、美声を聞きそびれましたよ…。今度観る時は注目したいと思います!
2人の刺客の攻撃に、大ピンチを迎える野原家&珍蔵!しかしひまわりが珍蔵の『もののけの術』を真似ると、なんと発動できてしまいます(笑)。
ひまわりのもののけは王子様風のイケメン。声優は山田孝之さんです!ほとんど台詞はなく「ハハハ」と笑っているのみでしたが、豪華ですね。
イケメンが兵衛刀便系を簡単に倒してしまいます。強すぎ!そしてみさえの頑張りで侘田寂彦も撃退。
とっても苦労しながら、ついに忍者の里の入口まで来ました。
私も旦那もちょっと笑い声出ちゃいました。
6. 野原一家、ファイヤー!春日部防衛隊も加わり地球を救う
風間くん・ネネちゃん・マサオくん・ボーちゃんは、お祭り会場でしんちゃんが来るのを待っていました。
物語の冒頭で踊りの練習をしていましたが、今日が本番だったのですね。
ハライチの2人がステージで漫才をしています。前座なのに長いです。側に控えたアクション仮面の出番がなかなか回ってきません。
そんな時、『地球のへそ』を塞いでいた金塊が、お祭りの会場を直撃します!
パニックに陥る会場でしたが、長老一行としんちゃんたちが到着しました。
しんちゃんたちは、ちよめのロボットを使って金塊を運ぼうと急ぎます。私利私欲に走る長老の邪魔が入りそうになるも、長老の秘書の女性が長老をぶっ飛ばします。ナイス!長老の行動に疑問を持ちつつも、里のためと我慢していたようです。
今作のラスボス的存在だった長老はあっけなく退場。弱っ。
再会を喜び、踊る春日部防衛隊の姿を見て「僕も幼稚園に通いたい!アクション仮面見たい!」と子供らしい要求をする珍蔵。しっかり者に見えていたけれど、相当我慢していたのが分かります。「珍蔵は、アクション仮面好きなの?」と微笑みかけるちよめの姿が印象的でした。珍蔵の素直な気持ちを知ることができて、嬉しそう。
邪魔者はいなくなったので、あとは地球を救うのみ!しかし、巨大な金塊を忍者の里に運ぶことは容易ではありません。ニントルが果てるまでに間に合うのか!?
胡麻衛門が『もののけの術』を発動しますが、フラフラの状態のため、小さいゴリラしか呼び出すことができませんでした。
頼みの綱は、息子の珍蔵のみ。胡麻衛門の励ましで、珍蔵は今まで成功していない『もののけの術』を発動しました。そして見事に成功させます!
胡麻衛門が自信を持てない珍蔵に「もし『もののけの術』が使えなくても、お前は自慢の息子だ!」と、愛情深い言葉を送るシーン。とても感動しました。
胡麻衛門はゴリラ化しているので、周りには「ウホウホウホ…」としか聞こえていませんが、珍蔵には真意が伝わる模様。やっと台詞らしい台詞が出てきて気づいたのですが、胡麻衛門の声は『鬼滅の刃』・竈門炭治郎役の、花江夏樹さんではありませんか!!
でも台詞少なすぎるぅ~。
そして珍蔵の呼び出したもののけは、ウルフでもなくリスでもなく、モモンガでした!
モフモフの毛に埋もれて嬉しそうな珍蔵。
春日部防衛隊も珍蔵の真似をして『もののけの術』を発動!なんと、もののけを呼び出せちゃいます。
- ネネちゃん:トラ
- マサオくん:亀
- 風間くん:豚
- ボーちゃん:トリケラトプス
- しんちゃん:タコの足
それぞれが呼び出したもののけです。しんちゃんどうしたww
極限にまでお腹をすかせた結果、タコの足を呼び出したそうです。ボーちゃんも絶滅した恐竜やし、もうなんでもありやん!
ネネちゃんといえばウサギですよね。なんでトラ?と思ったけれど、マサオくん曰く「肉食のネネちゃんだから納得」だそう。なるほど(笑)。
風間くんが豚というのも意外でしたが、「豚は頭が良くて綺麗好きなんだぞ!」と誇らしげに説明していました。
マサオくんは…亀っぽいよね!
どうして忍者でもない春日部防衛隊が『もののけの術』を使えたのか?その答えは、珍蔵のおじいちゃんが教えてくれました。
元々、『もののけの術』は子供たちの遊びの中で生み出されたものだそうです。子供の自由な発想は無敵ですもんね。また、今はニントルが世界に溢れている状態なので、これも忍術の成功率を高めているのだろうと。
ひまわりが『もののけの術』でイケメンを呼び出せたのは、純粋で自由な発想を持つ赤ちゃんだからなのですね。でもニントルが漏れ出す前に使えていたので、ひまわりは忍者としての才能を持っているのでは!?
皆のもののけの力で金塊を運ぼうとしたところで、ちよめが「赤ちゃん生まれそう!」と。そしてみさえに「助けてください!」とお願いします。
『地球のへそ』を守る胡麻衛門は滅多に家に帰れず、珍蔵の未来のために一人で奔走していたちよめ。なんでも一人でやろうとして暴走気味の状態でした。みさえの励ましのおかげで、やっと周囲に助けを求められるようになったのです。「任せて!」と言うみさえ、かっこよかったです。
まずはロボットでちよめを産婦人科に送っていきます。胡麻衛門はちよめの傍に留まり、珍蔵が春日部防衛隊と共に『地球のへそ』に向かいます。
モモンガのもののけに乗った珍蔵が春日部防衛隊を案内し、春日部防衛隊は金塊をゴロゴロ転がして、忍者の里を目指します。川にあたっても、マサオくんの亀が運ぶから大丈夫!マサオくん、やっぱりなにかに乗ると人相が変わりますね(笑)。
巨大なもののけの力で、あっという間に忍者の里に到着。『地球のへそ』を塞ぐために金塊を押し込みますが、溢れ出すニントルの勢いに負けてしまいます。もっと強い力で押し込まなければいけません。
ここで、しんちゃんがもう一度『もののけの術』を発動!巨大なシロが現れます。ネネちゃんの「しんちゃんの心の中には、いつもシロがいるのね」という台詞に、ジーンとしました…。
珍蔵のモモンガとしんちゃんのシロが、大空高く舞い上がります。春日部防衛隊&珍蔵の頑張る姿を見て、忍者幼稚園のエース・風子も、忍術でアシスト。
勢いよく舞い降りた巨大なモモンガとシロが、金塊を『地球のへそ』奥深くに押し込みます。
産婦人科では、ちよめが元気な赤ちゃんを出産しました。
7. エピローグ
金塊を地中深くに押し込んだので、栓が抜ける可能性はほぼなくなったと、博士が説明します。
屁祖隠家は重い役割から解放され、忍者の里にも平和が訪れました。
緑黄色社会が歌う、映画の主題歌『陽はまた昇るから』とともに、
- 河原で遊ぶ春日部防衛隊&珍蔵
- 語らうみさえ&ちよめ
- ベビーカーを押しながら散歩するひろし&胡麻衛門
の姿が見られます。屁祖隠家との交流が続いていて嬉しいですね。
ゴリラ姿の胡麻衛門がベビーカーを押す姿はちょっとシュールですが、微笑ましいです。
2023年の映画『クレヨンしんちゃん』は、3D!?
エンディングの後に、次回の映画予告がありました。
『シン次元!』と文字が浮かび、3Dのしんちゃんが登場しました。2023年の映画は、なんと3Dで制作されているようです。今までも一部3Dとかはありましたが、次はフル3Dっぽい…。
長年のクレしんファンとして…これは正直残念に思いました。全部のアニメがピクサーのように3Dにしなくてもいいんじゃないかなぁ。最近では、ジブリも3Dのアニメを作っていますよね。
2Dを極めるアニメ会社が存在してもいいじゃありませんか…。
企業としては流行を追ったり、新技術が必要なのは分かりますが…。
しんちゃんにも3Dの波がきちゃったかと、驚きましたね。
好きだから、観るけどさ。この心配を吹き飛ばすくらい、シン次元な作品であることを願います。
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アニメ&映画30周年!クレヨンしんちゃんとGUがコラボしたよ 2022年、クレヨンしんちゃんはアニメと映画が30周年だそうです! 今年はさまざまな企業とコラボしたり、関連イベントが多く開催されています。 その中にはGUとのコラ[…]