2回目の挑戦でアドセンス審査に合格
2020年6月25日、念願だったGoogleアドセンス審査に合格しました!!
審査に合格するまでの軌跡を時系列でまとめると…
【6月7日】1回目のアドセンス審査申し込み
【6月8日】不合格通知を受信
——ブログ更新を一旦休止。不合格となった原因を検索し、修正——
【6月15日】2回目のアドセンス審査申し込み
【6月23日】審査申し込みから1週間経っても結果が通知されなかったため、『AdSense 審査状況確認フォーム』から問い合わせる
【6月25日】合格通知を受信
合格時の記事一覧
【1回目の挑戦】とりあえず6記事で審査申し込みすることに!
アドセンス審査は年々厳しくなっているという情報をたくさん目にしたし、中には「1500文字以上で、30記事以上書くと安心」と書かれている記事も見ました。
遅筆な私はいつになったら申し込みできるのだろう…。
しかし途中で、記事数が多くなってから審査申し込みを行い不合格通知を受信した場合、その原因を検索したり記事を修正したりする手間が多くなってしまうな…と思い始めました。
不合格通知を受信したら、ざっくりですがそうなってしまった理由も書かれてあるようなので、6記事の時点で自分のサイトの状態を確認したいと思い、とりあえず審査申し込みをすることにしました。
1回目の審査申し込みまでにやったこと
独自ドメインを取得・サーバーをレンタルする
近年でも無料ブログでアドセンス審査に合格した方を見つけましたが、相当難易度が高いようでした。また独自ドメインでなければ、今後Googleの規約変更等で広告を表示できなくなる可能性も指摘されていたので、初期投資として独自ドメインを取得し、サーバーをレンタルしました。
私は『XSERVER(エックスサーバー)』を利用しています。
私が契約した時期は、ちょうど「ドメインが1つ永久無料キャンペーン」が実施されていたため、初期費用を抑えることができました。定期的に同様のキャンペーンが実施されているので、ブログ運営を検討されている方は、ぜひチェックしてみてください。
WordPress(ワードプレス)でサイト作成
私は、ホームページの制作をするのは今回が初めてでした。そのため、プログラミングができなくても簡単にwebサイトが作れるワードプレスを利用しています。
しかし、いくらワードプレスが簡単と謳われていても、私はパソコン操作自体がそこまで得意ではありません。それなりに苦労しながら1つ1つ設定しています…。
お問い合わせフォームの設置
プラグイン『Contact Form 7』をインストールして設置しました。サイドバーと固定ページに表示しています。
プライバシーポリシーの設置
プライバシーポリシーの文章を、コピペOKと表記されているサイトからいただきました。
プロフィールの設置
著作者情報を短文でサイドバーに表示。固定ページには詳細なプロフィールを書きました。
Google Search Console(グーグルサーチコンソール)の登録
サイトの状態を検証するために必要なので、登録。
Google Analytics(グーグルアナリティクス)の登録
サイト閲覧者のニーズを分析するために必要なので、登録。
サイトマップの作成
プラグイン『Google XML Sitemaps』をインストールして作成しました。
サイトで使用する画像は著作権フリーのもの&自分が撮影したもの
サイトトップや記事中に表示している画像は、ほとんどが『Pixabay(ピクサベイ)』からダウンロードしたものです。
2020年7月時点で1800万点以上の画像が登録されており、自分のニーズに合った画像が見つかりやすいです。全ての画像が無料で使用でき、これらは著作権フリー&商用利用も可能!
知らず知らずのうちに著作権違反していたら大変ですもんね。
記事中の画像にはalt属性(オルト属性)を入力
alt属性(オルト属性)とは、画像の代わりとなるテキスト情報のことです。
万が一画像が表示されなかったときに代替手段(alternative)として表示させるための文言と定義され、「代替テキスト」とも呼ばれています。出典:https://digitalidentity.co.jp/blog/seo/lecture-alt-attribution.html
alt属性は検索エンジンだけではなく、ユーザーの役にも立ちます。
例えば、通信状態が悪く画像が表示されない場合、テキストで画像の内容を補完してくれたり、音声読み上げ機能を使用した際の読み上げテキストとして役立ったりします。視覚障害を持った方や高齢者の方、また通信環境の良し悪しに関わらず利用の際の手助けになります。
alt属性を適切に記述していると、検索エンジンだけでなくユーザーにとっても「利用しやすいコンテンツ」になるのです。出典:https://digitalidentity.co.jp/blog/seo/lecture-alt-attribution.html
装飾目的で表示している画像(アイキャッチ画像等)以外の記事中の画像には、alt属性を入力しました。
記事のカテゴリーを絞る
私は育児に関する記事の他に、映画の感想を書いた記事も1つだけアップしており、記事のカテゴリーを「育児」と「映画」に分けて表示していました。
アドセンス審査の合格を目指すにあたって、複数のカテゴリーが存在した場合、カテゴリー内の記事数に相違がありすぎると不合格になりやすいと言われています。例えば私のサイトで10記事上げるとすれば、育児記事を5つ&映画記事を5つ、またはそれに近い数に調整するのが望ましいということですね。
しかし育児記事が複数あるのに対して、映画の記事は1つだけだったのでバランスが悪く感じられ、映画記事を一旦非公開にしました。(この映画記事は審査合格後に復活させました。)
これにより、審査申し込み時は育児カテゴリーのみに絞られていました。
審査を有利に進めるために気をつけていたこと
- アフィリエイトリンクを貼らない。
- なるべく内部&外部リンクを貼らない。(審査申し込み時、内部リンクは0。外部リンクは1つだけ貼っていました。)
- 他サイトの文章をコピーしない。体験談中心の記事を書き、自サイトの文章がオリジナルになることを目指す。
- 1記事の文字数は1500文字以上にする。
不合格通知を受信するも…その理由が不明!?
不合格となった理由を知るために、自分のGoogle AdSenseにログインしました。すると、こんなメッセージが表示されたのです。
サイトを審査できません
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の世界的流行の影響で、Googleでは現在、一部のサービスで一時的に遅延が発生しています。そのため、現時点ではお客様のサイトを審査することができません。
ご不便をおかけして誠に申し訳ございませんが、ご理解とご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。
えーーー!!
新型コロナウイルスの影響が、こんなところにまでやって来ていました。
審査に遅延が発生しているという点は仕方ないにしても、いつ審査が再開されるのか、これからどういうアクションをとればいいのかも分からず、宙ぶらりんの状態。非常に困りました。
調べたところ、同様のメッセージを受信した方が何人もいました。情報をまとめると…
- Googleの審査部門の方で、ある一定の審査期間や基準を元に審査できなかったアカウントに送付されている可能性がある。
- アドセンス審査はサイトの質によって優先順位がつけられており、「品質が低い」と判断されたサイトは、通常よりも審査に時間がかかっている可能性がある。
- 不合格と同様の状態であるため、審査を希望する場合はサイトの改善に取り組んだ後、再申請を行う。
つまり、Googleから送られてきた新型コロナウイルスの影響による審査遅延メッセージは、「現時点では、アドセンス広告を表示できる品質ではないから、サイト改善頑張ってね!」という意味なのだなと解釈しました。
しかし、本来は不合格通知を受信すれば「○○が原因で広告が表示されません。」と、サイト改善のためのヒントをもらえるはずなのですが、今回のメッセージだと、ヒントは0…。
再申請までにやったこと
1回目の審査申し込みから約12時間程で、不合格通知を受信しています。
その時の印象は「返事早っ!!」でした。瞬殺です。
このような疑念が浮かんだため、基礎的な部分から検討してみました。
①ポリシー違反をしていないか改めて確認⇒画像2枚差し替え
審査申し込みをする前から、Googleが定めている『サイト運営者向けポリシー』の違反をしていないか確認していましたが、審査に落ちてしまったので細かく再確認しました。
結果、サイト内で使用していた画像2枚を差し替え!!
- 背中が大きくあいた服装の女性の画像 ⇒ 肌の露出をしていない女性の画像
- キャミソール姿でヨガのポーズを取る女性の画像 ⇒ Tシャツを着てヨガのポーズを取る女性の画像
Googleは「性的描写が露骨なコンテンツ」を禁止しており、画像に対しても厳格に対応しているようです。ブロガーが性的な意味で使用しているつもりはなくても、水着等の露出が激しい人物の画像はNG。
私は性的描写を含む記事を書いていませんし、画像も、①は単純にお洒落だったので選びました。②はキャミソール姿といってもスポーティーな印象があり、ヨガのポーズが分かりやすかったので使用していました。
上記2つの画像が原因で落ちたのかは不明ですが、少しでも合格率を上げるために差し替えました。
②コピペチェックツールで類似文章を検索
無料コピペチェックツール『CopyContentDetector』を使用し、私の記事と他サイトの記事の文章が、どのくらい類似性があるのかを調べました。
類似性が高すぎる場合は、Googleから「複製されたコンテンツ」と診断され、アドセンス審査が不合格となる可能性があります。
私の場合、文章の一致率は13%~30%で、全て「良好」と結果が出たため修正を見送りました。アドセンス再申請の結果が不合格のときは、「文章の一致率が25%以下になるように修正しよう。」と思っていました。
③グーグルサーチコンソールで記事をインデックスする=サイトマップの追加
私がブログを書いていることを知っているのは、私以外では旦那だけです。貴重な読者の1人として、サイトの表示を確認してもらったり、書き上がった記事を読んでもらったりしています。
旦那は以前から「FuFuのブログをGoogleで検索してみたけど…見つからないんだよなぁ。」とぼやいていました。
私はそれを耳にしていても、今は星の数ほどブログが存在しているし投稿した記事数もまだ1桁台なので、「そんなものでしょ。(自虐)」と思っていました。しかし1回目の審査が不合格となったことで、少し気にかかっていた「自サイトの記事が検索結果に表示されない問題」と向き合うことにしました。
サイトマップをグーグルサーチコンソールに追加!
実は、私はサイトマップの意味をそんなに理解していませんでした…。
アドセンス審査に合格できるようなサイト作りに必死で、「Googleアドセンス 審査 合格条件」等と検索をかける日々。それについて書かれた記事のほとんどに、「サイトマップの設置は必須」と書かれていました。
サイトマップとは、検索エンジンにWebページの認識を促すことができるファイルで、重要なWebページをより確実にインデックスさせるのに役立ちます。
とくに重要となるXMLサイトマップ(sitemap.xml)を設置して、良質なWebページがしっかりGoogleの検索エンジンに認識されるように促すことが、ホームページの運用、そしてSEOにおいて重要となります。
サイトマップを設置すれば、サイトが検索順位の上位に表示されることが期待できます。(=SEO効果が見込める。)
私は「必須とまで言われているのだから、サイトマップを作成しなければ!」と思い、当記事のはじめに書いた通り、1回目の審査前に必要なプラグインをインストールし、サイトマップを作成していました。
ここで作成したサイトマップをグーグルサーチコンソールに貼り付けて、追加しなければいけなかったのです!ここまでやって、「サイトマップの設置完了!」と言えるのです。つまり私の理解&確認不足により、1つの工程が未完のままだったのです。
今後は、記事を1つ上げるごとにプラグインで作成されたサイトマップを、グーグルサーチコンソールにきちんと登録したいと思います。
この改善によって、明らかに自サイトが検索結果に表示されやすくなり、旦那も「記事を見つけやすくなった。」と言っています。しかも、修正してから1日と経たずに効果を実感しました。
私は個人的に、2回目の審査で合格できたのはサイトマップの改善が大きく関わっていると考えています。
④グーグルサーチコンソールで検索結果に表示して欲しくないページの削除依頼をする
サイトマップを設置することで、以前よりも自サイトが検索結果に表示されやすくなりましたが、なぜか変更前のタグ付けでいくつかのブログ記事が検索結果に表示されていました。
検索結果から記事をクリックすると、タグ付けの変更は反映されているらしく、「ページが見つかりません。」とだけ表示されます。
これらは検索結果に表示して欲しくない、いわば不必要なページであるためグーグルサーチコンソールにログインし、削除依頼をしました。
依頼が反映されるまで数日かかる場合もあるらしいのですが、私の依頼は2日以内には反映されていました。
自サイトのインデックス状況は、Googleの検索バーにsite:(自サイトのURL)と入力し検索すれば確認できます。
再申請するも、審査結果がなかなか通知されない…
はじめに書いた通り、1回目の審査結果は1日以内に受信しましたが、再申請の結果は1週間経過しても通知されず…。家事をしていても、そわそわするばかり(笑)。
調べたところ、審査結果が届くまで1ヶ月待つことは珍しくなく、さらには数ヶ月待った方もいました。
AdSense 審査状況確認フォームを使う!
まとめ
少し長くなってしまいましたが、私がGoogleアドセンス審査に合格するまでにやったことを記事にしました。
審査に通った私のサイトの状況を見ると、PVや更新頻度は審査において重要視されないということも感じました。PVはほぼ自分のみですし、遅筆なため更新頻度は月2~3回だったので…。
現在、サイトに広告を表示しているのですが、未だPVは自分のみ…もちろん収益はゼロです(泣)。
まだまだ書きたいことはあるのに形になっておらず、たくさんの人にアクセスしてもらえるようなサイト作りを、これから模索しなければなりません。