考えうるリスク
私は、短気な方です。
外では出ないように出ないように~と気を付けて過ごしているのですが、家に閉じこもって育児をしていると時々ストレスを感じ、自分のネガティブな部分が顔を出します…。
育児は思うようにいきません。当たり前ですよね。
未熟者の自分が、人間を育てている。
子供はロボットではないし、育児にマニュアルはない。
- 子供の世話をしながらだと、家事が思うように進まない。
- ちょっとした外出でも準備に時間がかかるし、荷物が多くて気力が沸かない。
- 子供が言うことを聞いてくれない。
…などなど、イライラポイントは挙げたらきりがありません。でも自分が子供のときも、両親に同じように苦労をかけていたわけで。むしろ私は大人になっても反抗期が持続しているような人間なので、育てにくかっただろうな~と思います。
子供を叱らなければいけないときはあるけれど、イライラして子供に感情をぶつけても、全くいいことはないよなぁと感じます。
- 子供が委縮してショック状態になる。
- 必要以上にきつい言葉を投げかけてしまい、子供を傷つける。
- 怒った自分が後に自己嫌悪に陥り、精神的にしんどくなる。
そして私が1番心配していることは…
- 子供の将来に与える悪影響
これです。
穏やかに育児ができればいいのですが、親も人間ですからいつもは難しいと思います。時々子供にきつくあたってしまうことがあるかもしれません。ただ子供が常に怒鳴られ緊張状態にさらされている場合、ストレスから外で不安定な行動に出る可能性があります。そして将来その子が子供を持ったときに、親からされたことを模倣し子供を傷つけ、そのまた子供が模倣することによって、負のスパイラルが生まれてしまう可能性も考えられます。
危ないと気づいたときに行動を起こし、負のスパイラスは断ち切らなければいけません。
FuFu的・イライラ緩和対策!
即効性が高いと感じたもの順に並べました。
- ファミリーサイズのお菓子を常備しておき、いつでも食べられるようにしておく。
- 音楽をかける。
- 一旦部屋を出て落ち着くのを待つ。
- 1日の終わりに瞑想をする。
感情が高ぶったときは冷静さを失いますし、「イライラは○○で抑える!」と頭の中で思っていても、いざその場面がやってきたときに忘れていたりもします。そのため、自分が効果的だと思う緩和対策を紙に書き、すぐ目に入る場所に張っておくことをお勧めします。(私は冷蔵庫に貼っています。)
①ファミリーサイズのお菓子を常備しておき、いつでも食べられるようにしておく。
子供の世話を優先しているため十分な食事が取れず、いつも空腹状態…。そんなことはありませんか?
私の場合、満腹中枢が満たされると怒りが落ち着いていくのだと気づきました。1口の満足度が高い甘いもの、特にチョコレートをサッと取り出して食べています。(カロリーが高いので、食べ過ぎには注意しなければいけませんね。)
ファミリーサイズのお菓子はコスパが良いですし、個包装されていて1回の食事量を抑えやすいのでお勧めです。
②音楽をかける。
子供を叱らなければいけない場面では、ストレスを感じやすいと思います。でも音楽をかけることによって適度に気が紛れるのか、きつい対応をせずに済んでいます。
私はyoutubeや音楽アプリを利用します。リラックスしたいときにはカフェミュージック。テンションを上げていきたいときには、ノリの良い邦楽や洋楽をかけています。
音楽アプリは"spotify"がお勧めです。無料で5000万曲にフルアクセスでき、全曲フル尺再生&バックグラウンド再生が可能。spotifyが提供するたくさんのプレイリストがありますが、お気に入りの曲やアーティストを検索し、自分のプレイリストを作成することもできます。
面倒な点があるとすれば数曲に1回広告が流れることと、すべてシャッフル再生なので興味のない曲を流したくない場合、プレイリストから外さなければなりません。また、曲をスキップする場合は回数に制限があります。
プレミアムプラン(有料)に登録すると、より快適なサービスを受けられるようですが、個人的には無料版でも十分楽しめると思います。もし興味がありましたら下記にリンクを貼っておきますので、見てみてください。
③一旦部屋を出て落ち着くのを待つ。
子供の周囲が安全であることを条件に、カッとなったときは部屋を出て扉を閉め、深呼吸して落ち着くのを待ちます。その間子供は泣いてしまったり追いかけてきて扉を叩いたりするかもしれませんが、5分くらい待ってもらっても問題ないと思います。
部屋に戻るのが億劫になるところですが、「次の休憩までもう少しだけ我慢。」と言い聞かせます(笑)。
④1日の終わりに瞑想をする。
夜寝る前に5分~10分瞑想をします。
まずはあぐらをかき、全体的に楽な姿勢をとります。両手を膝の上に置き、手のひらを天井に向け親指と人差し指で輪っかをつくります。そしてゆっくり目を閉じ、頭の中の雑念を取っ払い、真っ白にします。(コツは呼吸に意識を向けること。)
終わった後は、なんだかすっきりしています。はじめは目を閉じながらも、ごちゃごちゃと考え事をしてしまっていましたが、だいぶ慣れてきました。休みなく働いている頭(思考)を強制的に停止させることでリラックス状態となり、疲れが軽くなったように感じました。
多忙な日はスキップすることもありますが、なるべく習慣化したいと思っています。
対策④はカッとなったその場で実行することはできませんが、アンガーマネジメントの1つとしても効果があるようなので、良い変化があることを期待しています!
時間ができたときには
上記4つの方法は一時的なイライラを抑えるためのもので、育児の悩みが解決するわけではありません。
私は子育ての悩みが深かったときに地域の福祉課に電話をして、話を聞いてもらったこともあります。家族に聞いてもらおうかな…とも思ったのですが、プロに聞いてもらった方が良いアドバイスをもらえるかなと期待もありまして。
話している途中で感情が溢れて涙が出てきたのですが、担当者の方はじっくり話を聞いてくれて、悩みに対しても共感してくれました。さらに、1週間後に職員の方が電話で近況を聞いてくれました。
気にかけてくれる人がいる、社会に見守られていると実感できたことが嬉しかったです。
誰かに相談をする前に、どこか「弱みを見せるようで恥ずかしい。」「皆、忙しいだろうから…。」と自分に歯止めをきかせていませんか?私はこのタイプです。そのため家族や親しい友人に、なかなか悩みを打ち明けることができません。このタイプの人は『話を聞くプロ:医療機関や、市役所などの公共サービス』に頼る方が向いているかもしれません。プライバシーが守られますし、客観的に話を聞いてもらえます。
すべてのサービスにいえることは、担当者によって対応内容が変わるということ。1回目の相談で冷たく対応されたとしても、絶望しないでください。自分に寄り添ってくれる人は絶対に居ます。