車中泊にも慣れてきた!
昨年秋にキャンピングカーを購入してから、数ヶ月が経ちました。
その間に5回ほど車中泊を経験しています。はじめの数回は準備不足であったり、忘れ物をしてしまったりで、夫婦間で険悪な雰囲気になったこともありました(笑)。
今でも忘れ物はありますね。リストを作るか、お互いによく声かけしながら荷造りしなくては…。なにせ子供たちがまだ小さいので、大人2人で全ての準備を整えなくてはなりません。大物は旦那がほとんど全部用意してくれます。私は小物と、自分&子供たちの服をまとめています。
子供たちは、小学生くらいになったら自分の荷物をきちんと用意できるかなぁ。どうなのでしょう…。
グランドハイエース(特装車)の運転は難しい?
私たちが乗っているグランドハイエース(特装車)/4WDは、全長523cm、全幅180cm、全高223cm。なかなか大きい。
多くの立体駐車場や地下駐車場は、車高が低いところで2.0m以下、高いところで2.3m以下の車が入庫可能です。うちのグラハイ(略)は入れないか、避けた方が良い場合がほとんど。車高2.3m以下であっても、車が跳ねたら天井が擦れますしね…。
また地上の駐車場でも切り返しができなさそうな、狭い場所には入らないようにしています。
私は近場に限りますが毎日のように車(もう一台の5人乗り普通車)を運転しています。それでもグラハイの運転は恐いです…。というか後方のバンパーを数万円かけて交換したばかりなのに、ぶつけるなんて絶対に嫌だ。だから乗りたくない、という感じです。ただ高速に乗った時だけは疲れた旦那に代わって運転することはあります。自宅のガレージへの駐車はマスターしました。
旦那は運転が得意な方です。20代の時は運転中、「鏡なんてチェックしなくても全方位見えてるぜ!」というくらい無敵だったそう。(※ただの例え話です。)30代に入ってからはその能力の衰えを感じているようですが、まだ運転は得意だと思います。そんな旦那でも、はじめの頃はグラハイを駐車させるのに苦労していましたね。今では慣れて1、2回切り返せば白線内に納めることができています。
そして前回の記事で、購入したグラハイのスペックについて書きましたが、これに大事な情報を追記(赤字部分)します。
グレード | キャンパー仕様 |
年式 | 2004年(平成16年)式 |
走行距離 | 約9万キロ |
修復歴 | なし |
乗車定員 | 9人 |
就寝人数 | 大人3人 |
排気量 | 3400 |
うちはグラハイと5人乗り普通車の2台持ちなのですが、5人乗りの方は排気量2000です。これと比較すると、大きく異なりますよね。
排気量が車にどのような影響をもたらすのかというと…
排気量が大きければエンジンパワーは大きく、逆もまたしかりということになります。エンジンのパワーが強力であるほど加速性能に優れ、エンジンの回転数を抑えることができます。反面、排気量が大きいと燃費は悪くなる傾向があります。
グラハイはアクセルを少し踏み込むだけで「ブォン!!」と音を立て、結構な勢いで突き進んでしまいます。そのためスタート時はかなーり優しくアクセルを踏むように気をつけています。
そしてなかなかに燃費が悪いので、ここも乗車中は気を付けておいた方が良いと思います。
ガソリンがすぐになくなる!?
上に燃費が悪いと書きましたが、体感的にもう1台の車(5人乗り普通車)より、2倍は早くガソリンが減りますね。
特に道が渋滞していると進む・止まるの動きを繰り返すことになりますが、この場合はさらにガソリンの減りが早いです。私たちは遠出する際にグラハイを使用しているため、どうしてもガソリンを入れる回数が多くなるというのはありますが…。
基本的にハイエースは定員数と積載量が多く、それに伴って車体の重量も大きいため、燃費は元々悪いです。しかし運転の仕方に注意すればガソリン代を節約することが可能です。
- 急発進・急停車を避ける
- 高速での最高速度を抑えて一定のスピードで走行する
このような運転は燃費に優しいです。私も気をつけたいと思います。
キャンピングカーとしての使用感
私たちにとって初キャンピングカーである、グランドハイエース特装車。使用感には満足しており、購入して本当に良かった!と思います。
普段のフォーメーション
2列目にチャイルドシートを装着し、子供2人が乗車。シートベルトは座席の下から引き出します。
3列目は常時ベッド展開しており、防水シートを敷いてその上でお弁当やテイクアウトしたご飯を食べています。はじめは座席展開して食事を摂っていましたが、まだ小さい子供たちは座席に座ると足がつかず…。また付属テーブルが重いうえに高さがなく使いづらかったので、車から降ろしました。
2列目と3列目の座席の間にある茶色いイスは、旦那が隙間を埋めるために自作したものです。
3列目に誰かが乗車する時は座席展開します。(レアケースですが…。)4人乗車可能。ここの座席にはシートベルトが付属していないため、後付けのものを購入予定でいます。
古い車両の後方座席にはシートベルトが付いていないことがよくあります。かなり古い車両だと、運転席にすら付いていないことも!
シートベルトが付いていない車を運転しても大丈夫?
2008年6月1日から全席シートベルトの着用が義務化されましたが、製造当時にシートベルトが設置されていない車両についてはどのような扱いなのでしょう?
シートベルトを着用していないと交通違反となりますが、もともとシートベルトのないクラシックカーはやはり交通違反になるのでしょうか。
いいえ、この場合は違反になりません。
製造当時に設置義務のなかった車については、着用義務は除外されるのです。後部座席にシートベルトの設置義務が定められた1975年以前製造の車も同様に、全席シートベルト着用義務があっても、後部座席にシートベルトのついていない車の着用義務も除外されます。
出典:廃車買取りの豆知識
製造当時にシートベルトが設置されていない車両については、着用していなくても交通違反にはなりません。
とはいえ、シートベルトなしでの乗車は安全運転に気をつけていたとしても、不安ですよね…。やはりなんらかの対策は必要ですね。
家族4人で過ごすには、車内は広い?狭い?
就寝時は側面の窓に頭と足を向けて、家族川の字で寝ています。
身長155cmの私は、大きな枕を使用しなければ足を伸ばして寝ることが可能です。しかし、身長167cmの旦那は斜めに寝なければ足を伸ばせません。
まだ子供が小さいので縦に寝る(頭を運転席、足をバックドアに向ける)こともできると思うけれど、寝返りを打つのが難しそう。そのため、現状は横向きで寝ています。
子供が大きくなり今より狭く感じたら、二段ベッドを自作するか?運転席の隙間を埋めて大人がそこで寝るか?とか考えています。
車高が高いので、後部座席では中腰にならず移動できるのが快適ですね。
3列目をベッド展開して、その上でよく食事を摂りますが、家族4人に対する広さは十分だと思います。
水道周り
バックドアの近くに、小さな水栓と流し台が設置されています。
コロナ禍においては手洗いや、特にうがいを共用の場所で行うのは避けたいところ。そんな時に重宝しています。
ただ設置されていた水栓を一旦外し、流し台のみを使用している状態です。水栓はというと、わざわざアマゾンで購入した別の物を使用しています(笑)。
この水栓、便利です!
USBケーブルを使用して水を汲み上げることができます。ボタンプッシュで水の出し/止めができて、操作も簡単。
なんで設置されていた水栓を使わないかというと、それを使用するためには外部電源を取り込む必要があるのですが、まだ動作チェックができていないためです。「とにかくグラハイで早くキャンプがしたい!」と思い、急いで装備を整えた結果ですね…。
また外部電源を使用するためには、AC電源のあるオートキャンプ場やRVパークで過ごさなくてはなりません。その設備がないキャンプ場でも泊まれるように準備を進めていたので、この水栓を購入するに至りました。
マルチルーム
旦那が熱望していたマルチルーム!
ここには子供用に簡易トイレを置いています。この簡易トイレはパタパタッと簡単に折り畳むことができます。
他には、立て掛けられる荷物(スキー板やスノーボード等)も置いています。
マルチルームがあることでベッド部分の面積が減ってしまいますが、今は横向きで寝ているし荷物をすっきりまとめられるので助かっています。
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まとめ
グランドハイエース(特装車)の使用感についてまとめました。
積載量と車体の重量が大きいため、燃費が悪い方ではあります。燃費が悪い=ガソリン代がかかりやすいということもありますが、急発進・急停車を避け高速では速度を抑えて一定のスピードで走行するようにして、燃費に優しい運転を心掛けています。
車中泊をする時は、大人2人+子供2人で横向きで寝ています。身長155cmの私は足を伸ばして寝られますが、身長167cmの旦那は斜めに寝ないと足を伸ばせません。ただ不便を感じるほどではなく、車内で食事をする時を含めて家族4人では十分な広さだと思います。
車高が高いのでほとんどの立体駐車場や地下駐車場への入庫を避けていますが、後部座席で中腰にならず移動できる点は快適です。
コロナ禍の続く現在、蜜を避けて遠出できるのが一番の利益ですね。